...そしてもしうまく書けたら新聞の寄書としても十分役立つに違いないとも思いめぐらしていた...
有島武郎 「星座」
...「蛙の説」を『読売』へ寄書したのは大学在学時代で...
内田魯庵 「鴎外博士の追憶」
...紅葉もまた『読売新聞』の寄書家の一人であったが...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...十四歳初めて新聞に寄書し...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...昨年の春易簀(えきさく)した杉浦天台道士もまた寄書家の一人であったが...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...今日の如く雑誌の寄書家となって原稿料にて生活する事は全く不可能であった...
内田魯庵 「二十五年間の文人の社会的地位の進歩」
...それ以外にもアチラコチラの新聞雑誌社から寄書を依頼されるという日の出の勢いであったから...
内田魯庵 「美妙斎美妙」
...後に美妙と結婚して蜜月の甘い陶酔が覚(さ)めない中に果敢(はか)ない悲劇の犠牲となった田沢稲舟(たざわいなふね)もまたこの寄書欄から出身した女秀才であった...
内田魯庵 「美妙斎美妙」
...皆で墨で寄書きをしたね...
梅崎春生 「狂い凧」
...左(さ)の様な単字五段に亙(わた)る長文の寄書が掲載せられた...
江戸川乱歩 「一枚の切符」
...しかしこれはみな編集者を始め大勢の寄書家諸君のお蔭だ...
大杉栄 「獄中消息」
...寄書したり半折を書いたりする...
種田山頭火 「松山日記」
......
坪井正五郎 「コロボックル北海道に住みしなるべし」
...そしてそれらの社員は単に寄書家という格で外様大名(とざまだいみょう)のような待遇を受けるのでなくて...
寺田寅彦 「一つの思考実験」
......
仁科芳雄 「NIELS BOHR」
...それは「少女」小集の寄書だつた...
牧野信一 「〔編輯余話〕」
...インドにある英人ジー・イー・ピール氏が寄書して...
南方熊楠 「十二支考」
...松本市の熊沢利吉氏やその他数氏から寄書をいただいた...
吉川英治 「随筆 新平家」
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