...私は稀(まれ)にはポーロのようには藻掻(もが)いた...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...それは豆麦や藻草の薫(かおり)の夜気(やき)の中に...
魯迅 井上紅梅訳 「村芝居」
...鯛(たい)の大群(たいぐん)が下りていった海藻(かいそう)の林のすぐ右ですよ」「ああ...
海野十三 「海底都市」
...「藻切りに心奪われて...
江見水蔭 「死剣と生縄」
...吟海(ぎんかい)の幸祥(かうしやう)詞林(しりん)の福禎(ふくてい)文藻(ぶんさう)に於て此人の右に出る者なし...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...藪入(やぶいり)や母にいはねばならぬこと一月二十五日 「玉藻十句集(第二十四回)」石はうる人をさげすみ寒鴉(かんがらす)紅梅の旧正月の門辺(かどべ)かな一月二十六日 丸之内倶楽部俳句会...
高浜虚子 「五百五十句」
...冬空に大樹の梢(こずえ)朽ちてなし香煙にくすぶつてゐる冬日かな一月二十五日 玉藻句会...
高浜虚子 「六百句」
...深くして浮いているものは水底の藻(も)と青年の愛である...
夏目漱石 「野分」
...南海の藻屑と消える命を救われたことさえかたじけないのに...
久生十蘭 「重吉漂流紀聞」
...海藻は日にひからびて...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...『エンサイクロペジア・ブリタンニカ』十一版二十四巻にかかる大海蛇譚の原因は海豚(いるか)や海鳥や鮫や海狗や海藻が長く続いて順次起伏して浮き游(およ)ぐを見誤ったか...
南方熊楠 「十二支考」
...『能登名跡志』またこの藻もて義経が馬に飼うたてふ...
南方熊楠 「十二支考」
...硅藻のない事があります...
村井弦斎 「食道楽」
...遊ぶだけは藻の中ででも遊んでみたいわ...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...力のありったけ出して藻掻いているうちに...
夢野久作 「支那米の袋」
...藻取の手にはっきりと伝わりました...
夢野久作 「白髪小僧」
...若き藻風(さうふう)の君の来たまはん時のために...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...まるで沼の中の藻草のように...
蘭郁二郎 「夢鬼」
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