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饗庭篁村 「木曾道中記」
...姓名を藪原辰一と改めて...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...順慶の藪原勾当(こうとう)は如何にしたかと云うのに...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...洗馬から本山(もとやま)まで三十町本山から贄川(にえかわ)まで二里贄川から藪原(やぶはら)まで一里十三町藪原から宮(みや)ノ越(こし)まで一里三十町宮ノ越から福島まで一里二十八町という順序で泊りを重ね...
中里介山 「大菩薩峠」
...……三木曾藪原の宿の小さな炉ばたにおける君の姿と...
堀辰雄 「炉辺」
...落ちつく先は、奈良井にしようか、藪原にしようか、とちよつと氣迷つたのち、――まづ、鳥居峠を越えて、藪原までいつてみた...
堀辰雄 「爐邊」
...……三木曾藪原の宿の小さな爐ばたにおける君の姿と...
堀辰雄 「爐邊」
...「藪原検校」だの...
正岡容 「吉原百人斬」
...珍しく晴れ渡りたる空の青嵐を踏へながら山を下れば藪原の驛なり...
正岡子規 「かけはしの記」
...南側には藪原という昔から有名な...
三澤勝衛 「自力更生より自然力更生へ」
...現に藪原の櫛の工場は...
三澤勝衛 「自力更生より自然力更生へ」
...また事実、この両方の部落で調べて見ますと、藪原の方では六、七月頃の梅雨時が一番よい品物ができるといわれているのに、平沢の方ではその梅雨時と九月の雨期とが一番仕事がしにくいと申しております...
三澤勝衛 「自力更生より自然力更生へ」
...一里半藪原駅...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...木曾の藪原(やぶはら)や奈良井(ならい)は櫛(くし)の産地として名が聞えます...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...そこから歩いて峠を越え藪原に出...
柳田国男 「故郷七十年」
...明日は御嶽へ登るべき身の足の疲労を気遣って藪原から馬車に乗る...
吉江喬松 「木曾御嶽の両面」
...藪原(やぶはら)の宿場の方へ駈けて行くので...
吉川英治 「宮本武蔵」
...それよりは藪原の宿一つ先へ越して...
吉川英治 「宮本武蔵」
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