...是より先き尾藩(びはん)宗家(そうけ)を援(たす)けんと欲する者ありて...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...津軽藩の歴史のにほひが幽かに残つてゐた...
太宰治 「津軽」
...幕府諸藩心服仕(つかまつ)らずては曠代(こうだい)の大業は恐れながら覚束(おぼつか)なく存じ奉り候...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...文久二年には彦根藩(五個荘は郡山藩である)へ金千両を調達している...
外村繁 「澪標」
...侯は三策を建てゝ藩閥の元老に謀る上策に曰く内閣を維持すると共に...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...亦此れが爲めのみ彼れが衆議院の非藩閥派と屡々提携して...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...西は砂土原藩小さい方の島津であった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...終に寝たままで幾日か経て藩地の三津浜へ着いた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...かなり発句も出来て藩以外の宗匠達とも交際をしていた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...俄にその総督が常真寺へ来て藩主父子に対面をするし...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...藩主から定まった禄米をあたえられていたときには...
本庄陸男 「石狩川」
...文久中に佐倉藩士木村軍次郎と云ふものが...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...幸に弘前藩の会計方に落ち合って...
森鴎外 「渋江抽斎」
...藩士自らがすでに家の根元を忘却したものも少なくないことであろう...
柳田国男 「家の話」
...おそらく熊本の自藩へ一目散のつもりだったに違いない...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...尾張半国の小藩にすぎない織田家は...
吉川英治 「日本名婦伝」
...水戸一藩が破滅に遭遇するならば...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...「先へお歩きなさい」藩邸の長屋門を出ると...
吉川英治 「松のや露八」
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