...藤葛が家の外壁に這いつくしていた...
...最近、藤葛のお茶が美容に良いと聞きました...
...藤葛を食べることで脳の活性化に良い影響があると言われています...
...庭に藤葛の花が咲いている...
...藤葛の茎を麻の代わりにして編み物をしていました...
...人びとはその鰓(あご)へ藤葛(ふじかずら)をとおして二人がかりで担(にな)って来た...
田中貢太郎 「岩魚の怪」
...前岸(かわむこう)の巨木からさがった鉄鎖(てつさ)のような藤葛(ふじかずら)が流れの上に垂れて...
田中貢太郎 「仙術修業」
...その藤葛が横に靡けば...
田中貢太郎 「仙術修業」
...どうもその藤葛に山上へ登る秘密があるように思われて来た...
田中貢太郎 「仙術修業」
...彼は思い切って藤葛を目がけて飛んだ...
田中貢太郎 「仙術修業」
...体の重みが加わって上下に靡(なび)いていた藤葛は忽(たちま)ち左右に靡いた...
田中貢太郎 「仙術修業」
...それは藤葛のような大きな葛であった...
田中貢太郎 「忘恩」
...藤葛はしだいしだいにおりて来た...
田中貢太郎 「忘恩」
...大塚はその藤葛を手にしてその端を帯に差してそれを折り返した...
田中貢太郎 「忘恩」
...藤葛が張りあって来た...
田中貢太郎 「忘恩」
...大塚は一生懸命に藤葛にすがっていた...
田中貢太郎 「忘恩」
...五六間さきの楢の木の根元に仕掛けた藤葛へすがりついてそれを引っ張っていた...
田中貢太郎 「忘恩」
...大塚の姿が見えると猿どもは藤葛を捨ててそのあたりへ散らばった...
田中貢太郎 「忘恩」
...藤葛(ふじかずら)を攀(よ)じ...
田中貢太郎 「牡丹燈記」
...藤葛または「いぬからむし」などのほかに...
柳田国男 「木綿以前の事」
...断(ことわ)りをいってその辺の竹や藤葛(ふじかずら)を伐(き)ってわずかの工作をした...
柳田国男 「山の人生」
...徒歩絶壁を攀(よ)じ藤葛にすがって登って行った...
吉川英治 「三国志」
...藤葛(ふじかずら)の衣褌(きぬはかま)や弓矢に花の咲く春山霞男(はるやまのかすみおとこ)の話...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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