...園内の反対の側に遺(のこ)されたる藤堂家(とうどうけ)の墓所(ぼしょ)があった...
海野十三 「爬虫館事件」
...藤堂采女(とうどううねめ)...
関根黙庵 「枯尾花」
...藤堂とも話をした...
直木三十五 「死までを語る」
...藤堂は太平洋画会へ通っていたし...
直木三十五 「死までを語る」
...その翌日、十津川(とつがわ)へ退いて、都合(つごう)二千余人で立籠(たてこも)った時の勢いは大いに振(ふる)ったもので、この分ならば都へ攻め上り、君を助けて幕府を倒すこと近きにありと勇み立ち、よく戦いもしたけれど、紀州、藤堂、彦根、郡山、四藩の大兵を引受けてみて、力が足りないのは是非もないことでした...
中里介山 「大菩薩峠」
...藤堂様の御家中だとかおっしゃるお若いお方は...
中里介山 「大菩薩峠」
...藤堂様の組だそうでございます」「何しに来たのだ」「兄様(にいさま)の仇(かたき)をたずねておいでだそうでございます」「兄の仇?」金蔵は...
中里介山 「大菩薩峠」
...藤堂方にたのまれて...
中里介山 「大菩薩峠」
...三重県津の城主であった藤堂高虎が死んだ折に...
中山太郎 「本朝変態葬礼史」
...ごめん」和泉橋の北づめの藤堂の屋敷を飛びだす...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...僅に藤堂家の森だけとなった...
宮本百合子 「犬のはじまり」
...安原は向柳原の藤堂佐渡守高矗(たかのぶ)が屋敷に移り...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...藤堂家では九両であった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...五百の藤堂家を辞した年は...
森鴎外 「渋江抽斎」
...五百は藤堂家を下ってから五年目に渋江氏に嫁した...
森鴎外 「渋江抽斎」
...因に翁のこの時の帰郷の際には、藤堂伯、前田子、林皇后太夫、その他数氏の懇篤なる引留め運動があったらしいが、翁は国許の門弟を見棄てるに忍びないからという理由で聊(いささ)か無理をして帰ったらしい...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...藤堂高虎(とうどうたかとら)...
吉川英治 「新書太閤記」
...「その侍たちは藤堂藩の人数と聞いたが...
吉川英治 「宮本武蔵」
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