...祕藏(ひざう)の箱(はこ)から……出(だ)して見(み)た覺(おぼ)えはないけれど...
泉鏡太郎 「十六夜」
...或る學者は般若三藏と稱するもの二人ある如く説けるも...
イー、エー、ゴルドン 高楠順次郎訳 「弘法大師と景教との關係」
...それでも三藏の方から文學に關する事を尋ねると考へ/\話す...
高濱虚子 「俳諧師」
...葉藏もなにやらばつの惡い思ひをした...
太宰治 「道化の華」
...葉藏の顏を覗きこんだ...
太宰治 「道化の華」
...御藏(おくら)の金(かね)がたつた三十六萬兩...
塚原蓼洲 「兵馬倥偬の人」
...自分の家に藏してゐる書籍の最もよいものを解題したので...
内藤湖南 「藏書家の話」
...岩根半藏ズイと外へ出ます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...先づ一番手近なところはそんなものだ」「そのうちで一番臭いのは?」「松藏かも知れないよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...逢ひにも來ない奴でございます」松藏の顏には...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...土藏から飛出した曲者は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...伜の寅藏は七日の暇をもらつたといつて歸つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...何んの苦もなく土藏が開きました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
......
萩原朔太郎 「短歌」
...貯藏室の鍵はこゝにあります...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...かの逍遙子がみづから無意識哲學を藏して...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...この雲の壁は無盡藏のやうに思はれた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...あれは武藏が人に訓へるために誌したものではなく...
吉川英治 「折々の記」
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