...側面に藍色で横に松を描いた物に...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...藍色の水と相対して...
板倉勝宣 「山と雪の日記」
...一天は紺青(こんじよう)の伽藍(がらん)の廊(ろう)の色にして...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...田中正造もまだ兼三郎といって藍の買入れに地方廻りをしていた頃のことだが...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...「藍(あい)緑(みどり)紫(むらさき)及び黄色(きいろ)を以てなされたるこの図の色調は全体に緑がかりたる支那陶器の模様を見るの思ひあらしむ...
永井荷風 「江戸芸術論」
...津田は竪横(たてよこ)に走る藍色(あいいろ)の枠(わく)の上に崩(くず)れ散ったこの粉末に視覚を刺撃されて...
夏目漱石 「明暗」
...しかし藍として使った色の具合揚げその他どうであるかは私は知りません...
牧野富太郎 「植物記」
...蓼藍を訳したのでしょうがタデアイといって居った...
牧野富太郎 「植物記」
...灌木のようになって居るから木藍という...
牧野富太郎 「植物記」
......
三好達治 「わが路ゆかむ」
...これは時勢といえばそれまででありますが日本人は人造藍で便利さを買って...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...中にも藍丸王の十人の組は...
夢野久作 「白髪小僧」
...十二 三ツの掟藍丸王はこれを見ると...
夢野久作 「白髪小僧」
...藍(あい)みじんの粋(いき)な単衣(ひとえ)に角帯をしめ...
吉川英治 「江戸三国志」
...今なお山上の七堂(どう)伽藍(がらん)も中堂も山王二十一社も当年の灰燼(かいじん)を積んで...
吉川英治 「新書太閤記」
...この伽藍(がらん)の造営に...
吉川英治 「親鸞」
...藍(あい)の淡彩が点じてあったということも聞いている...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...藍取歌(あいとりうた)を唄っていた陸(おか)の娘が見とれていた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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