...奇妙な薬名の奇応丸に不安を感じた...
...G中尉が薬名が分らないと...
石川欣一 「比島投降記」
...静脈注射のザルソブロカノン(なんてむずかしい薬名を知っているのは...
高見順 「いやな感じ」
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鶴彬 「鶴彬全川柳」
...文化四年(1807)出版の丹波頼理(たんばよりよし)著『本草薬名備考和訓鈔(ほんぞうやくみょうびこうわくんしょう)』にはサワアザミが正しく鶏項草となっているが...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...其書ありといへども百味作字の一巻無(なき)ときは薬名考べからずといへり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」これは世俗の知る所の薬名だからである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...蘭軒は「倣薬名詩体」の五律を作つた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...薬屋は自店特製の薬名を現わした金看板...
山本笑月 「明治世相百話」
...しかし、今日はちと是非ないことで、自身買物に出かけました」「買物にじゃ? はて、なぜ家来どもにいいつけぬか」「それが、ちとむずかしい蘭薬(らんやく)の調(ちょう)じ合せをいたしますため、薬名や何かも、自分でなければなりませぬので」「ほほう、さては、あの病人にのます薬かの」「御意にございます...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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