...――『爾時菩薩食糜(そのときぼさつびをしょくし)已訖従座而起(すでにおわりてざよりしてたつ)...
芥川龍之介 「俊寛」
...女菩薩(によぼさつ)のやうに見(み)えたのです...
芥川龍之介 「藪の中」
...図‐563薩摩の漁船は非常に早く帆走するという話だが...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...菩薩の修業に託して説いてくれた古(いにし)えの聖者の心持が...
高神覚昇 「般若心経講義」
...それでインドから文殊菩薩を尋ねて幾人もシナに向って来たのであった...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...すると矢は菩薩の胸に深く...
小泉八雲 田部隆次訳 「常識」
...颯子菩薩ノ計畫ハ心ノ奥深クシマイ込ンデ...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...鈎(かぎ)につるした薩摩揚(さつまあ)げは干からびたせんべいのようにそりかえっていた...
寺田寅彦 「ねずみと猫」
...薩摩の勢力を看板にする...
中里介山 「大菩薩峠」
...よっぽど普賢菩薩に魅惑されたのでしょう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...薩長の巡邏(じゅんら)兵に見付けられ...
野村胡堂 「芳年写生帖」
...哥薩克の先頭に立ち...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...」哥薩克は歌をやめると...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...この仏は仏と成る前には法蔵菩薩といい...
三木清 「親鸞」
...筑炉薩罐煮芳芽」の句がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...薩摩(さつま)との交通が琉球を日本に近づけたのは云うまでもない...
柳宗悦 「工藝の道」
...薩摩(さつま)に一話を残している...
吉川英治 「剣の四君子」
...五人の偽菩薩(にせぼさつ)の顔色をジロリと見ると...
吉川英治 「神州天馬侠」
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