...薗八の「鳥辺山(とりべやま)」...
岩本素白 「六日月」
...薗八でも弾いて貰いたいと思ったが...
岩本素白 「六日月」
...しかしその後は薗八節再興の御手筈(おてはず)だん/\と御運びの事と推察仕(つかまつり)をり候処実は今夕偶然銀座通にてお半様に出遇(であ)ひ彩牋堂より御暇(おいとま)になり候由承り...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...一夜或(ある)人の薗八節(そのはちぶし)を語るを聞きわたしもその古調を味(あじわ)い学びたいと思立(おもいた)って薬研堀(やげんぼり)の師匠の家に通(かよ)っていた事がある...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...その時分ふとした話から旧友のヨウさんも長唄(ながうた)哥沢(うたざわ)清元(きよもと)といろいろ道楽の揚句(あげく)が薗八となり既に二...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...薗八節の凄艶(せいえん)にして古雅な曲調には夢の中に浮世絵美女の私語を聞くような趣(おもむき)があると述べた...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...みっしり薗八を稽古(けいこ)させて行々(ゆくゆく)は家元の名前でも継がせて見たいと思っているのですが...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...それらの事が直接の原因という訳ではありませんが小半に薗八の稽古をさせている中(うち)わたしはいつかこの女を自分の思うような芸人に仕立てて見たらばと柄にもない気を起すようになったのです...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...それのみならず薗八節新曲の起稿をも依頼される事になった...
永井荷風 「雨瀟瀟」
......
永井荷風 「雨瀟瀟」
...今の若い芸者に薗八なんぞ修業させようとしたのは僕の方が考えれば間違っていたともいえる...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...薗八節稽古本の板木(はんぎ)は文久(ぶんきゅう)年間に彫ったものだ...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...午前薗八※けいこに行く...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...千春病痊えたる由にて薗八※けいこ始まる...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...哥沢※家元芝金姉妹も薗八のけいこに来れり...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...日本橋の加賀屋にて薗八節さらひあり...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...薗八節の鳥辺山に「ととさんやかかさんのあるはお前も同じこと」という詞がある...
永井荷風 「申訳」
...薗八節(そのはちぶし)の女師匠と変った...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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