...薄紗のドレスがとても美しいです...
...夏の暑い日には薄紗の帽子が必需品です...
...薄紗を掛けると、部屋がやわらかくなります...
...この子供服は薄紗を使っているので、とても涼しく着心地がいいです...
...毎年夏になると、薄紗の着物が流行します...
...薄紗(はくしや)の帳(とばり)たれてあれど...
ステファンヌ・マラルメ Stephane Mallarme 上田敏訳 「薄紗の帳」
...窓掛けの薄紗を通して遠くに PANTHON の円屋根が緑青色に見える...
高村光太郎 「珈琲店より」
...薄紗をかぶせた電灯の朧ろな明るみのなかで...
豊島与志雄 「怪異に嫌わる」
...君は透見(すきみ)ゆる霞の如き薄紗(うすもの)の下に肉色したる肌着(マイヨ)をつけ給ひたれば...
永井荷風 「舞姫」
...太子は襞飾のある薄紗のシャツに空色天鵞絨の服を着...
久生十蘭 「カストリ侯実録」
...薄紗のシャツを剥ぎ...
久生十蘭 「カストリ侯実録」
...派手な襞飾の薄紗のシャツに強烈な色彩の青繻子のチョッキ...
久生十蘭 「カストリ侯実録」
...薄紗(ダンテエル)の窓掛けの模様に見とれたり...
久生十蘭 「キャラコさん」
...白い薄紗(ダンテール)の服に朱鷺(とき)色のリボンの帯をしめた十七...
久生十蘭 「キャラコさん」
...「薄紗(ダンテール)の朱鷺(とき)色の下着が...
久生十蘭 「だいこん」
...白いスリップに豪奢な薄紗(ダンテエル)を重ねていた...
久生十蘭 「だいこん」
...今日はシャンチィイのすばらしい薄紗(ダンテール)のついたレモン色のセヴィラーナを着ている...
久生十蘭 「だいこん」
...「シゴイさんがこんなところにいた」山チイはむこうの甲板で薄紗(ダンテール)のフロックを着てワルツを踊っている...
久生十蘭 「だいこん」
...薄紗(うすしゃ)の面怕(ヤシマック)をつけたアフガニスタンのバレエム王女が乗っている...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...薄紗(ダンテエル)だの何だのと不足のない世帶を持たしてやつた程だつたのです...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...我々はなにかしら薄紗(うすもの)のような夢を破るものである...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「落穴と振子」
...白みがゝつた薄紗で蔽はれてゐた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...薄紗(うすしゃ)の唐巾(とうきん)で髪をとどめ...
吉川英治 「新・水滸伝」
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