...薄紅梅が満開で綺麗だね...
...薄紅梅の香りが庭いっぱいに漂っている...
...毎年、薄紅梅が花粉症を引き起こすんだ...
...習字の練習で、薄紅梅を描いてみた...
...薄紅梅は、日本の国の花の一つだ...
...瞼(まぶた)に颯(さっ)と薄紅梅...
泉鏡花 「伊勢之巻」
...海岸には水色や薄紅梅や乳色の岩が見え...
江南文三 「佐渡が島から」
...柱の下の瓶には薄紅梅が生けてある...
高浜虚子 「丸の内」
...* * *薄紅梅が一輪散った...
高浜虚子 「丸の内」
...紅梅に薄紅梅の色重(いろがさ)ね四月二日 家庭俳句会...
高浜虚子 「六百句」
...紫や紅梅(こうばい)や薄紅梅やさま/″\な色を重ねた袖口が...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...皆葉の渡しで薄紅梅の開きかけたのを一輪つまみ取つて船へ乘つた...
長塚節 「十日間」
......
一葉稿 「五月雨」
...薄紅梅を刷りこんだお小姓紙...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...西の半天を薄紅梅に染(そめ)た...
二葉亭四迷 「浮雲」
...梅は薄紅梅なり...
正岡子規 「わが幼時の美感」
...三月八日 〔巣鴨拘置所の顕治宛 目白より(封書)〕三月八日 第二十信今机のあたりに匂っているこの薄紅梅の香いを封じてあげたいこと...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...この花は薄紅梅ですが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...もう一人の姫君はまた薄紅梅の上着にうつりのよいたくさんな黒々とした髪を持っていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...濡れたようになめらかな薄紅梅色の唇とともに...
山本周五郎 「つばくろ」
...薄紅梅一おちづは鏡に向っていた...
山本周五郎 「風流太平記」
...薄紅梅も薄さによっては悪くないが...
吉川英治 「紅梅の客」
...薄紅梅の腰衣(こしぎぬ)にくるまれていた...
吉川英治 「新書太閤記」
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