...彼女は薄幸な境遇で生まれ育った...
...薄幸な女性に対して支援する活動がある...
...薄幸な者を助けるために、寄付をしようと思っている...
...彼の人生は薄幸続きで、悲惨な経験が続いた...
...薄幸な人生を送ったあと、最後には幸せを見出した人もいる...
...美しい薄幸なメアリーの墓がある...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「ウェストミンスター寺院」
...まさにこの地点で薄幸なアンドレは捕まったのであり...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...彼の一代は薄幸の一代也...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...しかし薄幸な女史は八年のちの二十八歳に夫に死別されたのである...
上村松園 「税所敦子孝養図」
...私の眼にそれが何やら年若い彼を蝕(むしば)んでいる薄幸の暗示のように映り...
高見順 「如何なる星の下に」
...また一茶(いっさ)には森羅万象(しんらばんしょう)が不運薄幸なる彼の同情者慰藉者(いしゃしゃ)であるように見えたのであろうと想像される...
寺田寅彦 「俳諧の本質的概論」
...この薄幸の病人を更に苦しめる事件が起った...
中谷宇吉郎 「『団栗』のことなど」
...薄幸(はっこう)な天才シューベルトに辛かりしことをひしひしと後悔した...
野村胡堂 「楽聖物語」
...薄幸のうちに死んでしまった...
長谷川時雨 「明治美人伝」
...前にあげた圓位と順徳院の真野の山陵の場合と全く同一で五百年を隔てて古への薄幸な帝王を忍ぶ悲壮ではあるが冷静な心持である...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...明治末年の大阪堀江六人斬事件で両腕斬り落とされた薄幸の芸者妻吉がある...
正岡容 「艶色落語講談鑑賞」
...数時間後には大利根の藻屑となる薄幸の花嫁の運命を象徴すべく...
正岡容 「我が圓朝研究」
...つい私たちまでがホロリこの薄幸な中年女の上に同情の涙をそそがないわけにはゆかなくなってくる...
正岡容 「我が圓朝研究」
...薄幸な私はただいじめるために言っていらっしゃることでも重大なことのように苦しみます」と言って...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...八月十八日伊豆伊東にて友人 伊良子清白夜雨は薄幸の詩人なり...
横瀬夜雨 「花守」
...そのご生涯は数奇(すうき)にして薄幸そのものであったというほかはない...
吉川英治 「三国志」
...一面の薄幸はつきまとった...
吉川英治 「三国志」
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