...青色の薄められた蒸留酒を作る...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...或る濃度に薄めて...
海野十三 「殺人の涯」
...アスクレピアデスは薄めないかまたは少しだけ薄めたワインを処方した...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...若くてのんきで自由な頭脳を所有する学生諸君が暑苦しい研学の道程であまりに濃厚になったであろうと思われる血液を少しばかり薄めるための一杯のソーダ水として...
寺田寅彦 「量的と質的と統計的と」
...極めて薄められているのが事実なのだから...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...薄めたお茶を茶匙に二三杯と...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...硬ばった額の皮膚を、毳(むくげ)のありそうな柔かい薄い皮膚に代え、眼の奥の潤みを多くし、唇の肉付を薄め、指の節をまるめ、爪の生え際の深みを浅くし、首筋の肉をぼやぼやとさせれば、それで若やぐのだったから...
豊島与志雄 「小説中の女」
...焼酎……つまりアルコールの薄めたのを...
豊島与志雄 「早春」
...薄めた清酒をつけて嘗(な)めさせるとおちょぼ口をした...
長谷川時雨 「木魚の配偶」
...混ぜ物処理および水で薄めることは特別な調査題目とするのに充分に重要である...
アーサー・ヒル・ハッサル Arthur Hill Hassall, M.D. 水上茂樹訳 「食品とその混ぜ物処理」
...半年ばかり経つうちに一日の量はようやく効力を薄めて来ました...
浜尾四郎 「悪魔の弟子」
...水で薄めず、大きなグラスにだぞ」強力な酒精が効いて、白面がほんのり赤くなり、歯のがたがたも止まった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...頬紅を薄めて拡くはいた位ひに幾分かほんのりとしてゐたが...
牧野信一 「妄想患者」
...小男は薄めて酒を飲みながら考へて打つ...
森鴎外 「金貨」
...水で薄めることも可能ではあるが...
柳田国男 「木綿以前の事」
...話も追々(おいおい)に興味を薄めてはいるが...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...前にも入口の松の赤くなつた時、酒を呑ませれば生きかへると、薄めてかけたが、不思議にみどりの色をとり戻した...
横瀬夜雨 「五葉の松」
...肥満した体に似合う薄めの縞のワイシャツを着た平尾男爵であった...
横光利一 「旅愁」
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