例文・使い方一覧でみる「薄」の意味


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...緑つぽい墨の闇の中から美しい男や女の顔が浮き出されて...   緑つぽい薄墨の闇の中から美しい男や女の顔が浮き出されての読み方
高村光太郎 「珈琲店より」

...このいものをく彫ってしまうと下品になり...   この薄いものを薄く彫ってしまうと下品になりの読み方
高村光太郎 「蝉の美と造型」

...あがり口の右側に二階の梯子段がらと見えてゐた...   あがり口の右側に二階の梯子段が薄らと見えてゐたの読み方
田中貢太郎 「青い紐」

...太股(ふともも)にい縞模様のある肉体が...   太股に薄い縞模様のある肉体がの読み方
田中英光 「野狐」

...室の中は暖炉の火の輝きと窓からさす明りとで照らされてるのみだった...   室の中は暖炉の火の輝きと窓からさす薄明りとで照らされてるのみだったの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...手桶(てをけ)で持(も)ち出(だ)すだけのことだから資本(もとで)も要(いら)ない代(かはり)には儲(まうけ)も(うす)いのであるが...   手桶で持ち出すだけのことだから資本も要ない代には儲も薄いのであるがの読み方
長塚節 「土」

...絹を一重(ひとえ)破れば...   薄絹を一重破ればの読み方
夏目漱石 「草枕」

...裸で(すすき)の中へ倒れてさ...   裸で薄の中へ倒れてさの読み方
夏目漱石 「二百十日」

...そのかわりに軽に育たなかったという賜ものをも得た...   そのかわりに軽薄に育たなかったという賜ものをも得たの読み方
長谷川時雨 「渡りきらぬ橋」

...鼻(はな)の下(した)に(うす)ら髯(ひげ)のある三十位(さんじふぐらゐ)のでつぷりと肥(ふと)りて見(み)だてよき人(ひと)...   鼻の下に薄ら髯のある三十位のでつぷりと肥りて見だてよき人の読み方
樋口一葉 「うつせみ」

...溝板(どぶいた)がた/\と(うす)くらき裏(うら)に入(い)れば...   溝板がた/\と薄くらき裏に入ればの読み方
一葉女史 「大つごもり」

...暗くなった空の中を...   薄暗くなった空の中をの読み方
久生十蘭 「犂氏の友情」

...気味の悪い偉い作家だなどときくと...   薄気味の悪い偉い作家だなどときくとの読み方
牧野信一 「浪曼的月評」

...女史のことは最早語り草にもならなくなったほどに影がくなり...   女史のことは最早語り草にもならなくなったほどに影が薄くなりの読み方
正宗白鳥 「軽井沢にて」

...此様な暗(うすぐら)い...   此様な薄暗いの読み方
三島霜川 「平民の娘」

...夕日がもうれて...   夕日がもう薄れての読み方
吉江喬松 「伊良湖の旅」

...傲岸(ごうがん)なかれの姿に従(つ)いて暗い梯子段を...   傲岸なかれの姿に従いて薄暗い梯子段をの読み方
吉川英治 「大岡越前」

...三百両の金を掴んで、紀州部屋を出た新九郎が、今の女にそれを返す心算(つもり)で、宵闇の屋敷小路を急ぎ足に来ると、「もし、私を尋ねておいでなさるんじゃありませんか」と、佇立(たたず)んでいた頭巾の女が、暗い物蔭から、彼の姿を呼びとめた...   三百両の金を掴んで、紀州部屋を出た新九郎が、今の女にそれを返す心算で、宵闇の屋敷小路を急ぎ足に来ると、「もし、私を尋ねておいでなさるんじゃありませんか」と、佇立んでいた頭巾の女が、薄暗い物蔭から、彼の姿を呼びとめたの読み方
吉川英治 「剣難女難」

「薄」の読みかた

「薄」の書き方・書き順

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