...聖人薀二之於内一...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...聖人は之を内に薀(をさ)めて...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...そこで自分の親友前野良沢(まえのりょうたく)と共にオランダの医者バブルに就(つ)いて大いにその薀奥(うんおう)を究めようとしたのでした...
石原純 「杉田玄白」
...花はさぞかし薀憤(くちをし)かるべし...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...羸者(るいしや)倒れ残るものは是れ深く薀蓄するあるの士...
津田左右吉 「史論の流行」
......
仁科芳雄 「NIELS BOHR」
...京都に行ってその道の薀奥(うんおう)を極め...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...このありあまる国学の薀蓄(うんちく)を傾けて敵討物を書けばどんなに受けるかしれない...
林不忘 「仇討たれ戯作」
...漢籍においても相当の薀蓄(うんちく)はあったので...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...五薀(ごうん)皆空(かいくう)なりと照見して……」急いでここまで読み下して...
正岡容 「小説 圓朝」
...しかもその薀奥(うんおう)に至りては教育以上にあり...
正岡子規 「病牀譫語」
...雖然(けれども)學士は尚(ま)だヘッケル氏の所謂「熟せる實」とならざる故を以て其の薀蓄(うんちく)の斷片零碎をすら世に發表せぬ...
三島霜川 「解剖室」
...莎薀(むちやくちや)してゐるばかりだ...
三島霜川 「平民の娘」
...まだまだ多年の薀蓄(うんちく)...
南方熊楠 「十二支考」
...松田道夫の父は美濃国恵那郡岩村の城主松平(大給(おぎふ))能登守乗薀(のりもり)の医官で...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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