例文・使い方一覧でみる「蕪雑」の意味


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...或はその蕪雑な所に...   或はその蕪雑な所にの読み方
芥川龍之介 「上海游記」

...いやいやながらに怠け怠けてやっていたような蕪雑な粗漏のないことを信じて安心している...   いやいやながらに怠け怠けてやっていたような蕪雑な粗漏のないことを信じて安心しているの読み方
大杉栄 「獄中消息」

...私は哈爾賓の持つ蕪雑(ぶざつ)な詩趣を愛する...   私は哈爾賓の持つ蕪雑な詩趣を愛するの読み方
谷譲次 「踊る地平線」

...全体が蕪雑でもあり...   全体が蕪雑でもありの読み方
津田左右吉 「学究生活五十年」

...しかしあまりにも無作法にこの特権を濫用したこの蕪雑(ぶざつ)なる一編の放言に対しては読者の寛容を祈る次第である...   しかしあまりにも無作法にこの特権を濫用したこの蕪雑なる一編の放言に対しては読者の寛容を祈る次第であるの読み方
寺田寅彦 「俳諧の本質的概論」

...却って一つのより蕪雑な概念――作用という――を用いて同語反覆するに過ぎないであろう...   却って一つのより蕪雑な概念――作用という――を用いて同語反覆するに過ぎないであろうの読み方
戸坂潤 「科学方法論」

...甚だ蕪雑な概念をしか持っていないのである...   甚だ蕪雑な概念をしか持っていないのであるの読み方
戸坂潤 「現代哲学講話」

...江戸伝来の趣味性は九州の足軽風情(ふぜい)が経営した俗悪蕪雑(ぶざつ)な「明治」と一致する事が出来ず...   江戸伝来の趣味性は九州の足軽風情が経営した俗悪蕪雑な「明治」と一致する事が出来ずの読み方
永井荷風 「深川の唄」

...之を目にすればいつとはなく野卑蕪雑の文辞に馴れ浅陋軽薄の気風に染むに至ればなり...   之を目にすればいつとはなく野卑蕪雑の文辞に馴れ浅陋軽薄の気風に染むに至ればなりの読み方
永井荷風 「偏奇館漫録」

...この蕪雑な私の文章にも多少のうるみが生じ...   この蕪雑な私の文章にも多少のうるみが生じの読み方
牧野信一 「環魚洞風景」

...到底それらなきいまの寄席は季感なき自由律俳諧の無味蕪雑にも等しいとさへあへて云ひ度い私なのである...   到底それらなきいまの寄席は季感なき自由律俳諧の無味蕪雑にも等しいとさへあへて云ひ度い私なのであるの読み方
正岡容 「寄席風流」

...世は早くも蕪雑(ぶざつ)な世に化したであろう...   世は早くも蕪雑な世に化したであろうの読み方
柳宗悦 「工藝の道」

...この蕪雑(ぶざつ)な現(うつ)し世(よ)も...   この蕪雑な現し世もの読み方
柳宗悦 「民藝四十年」

...今日より見れば随分蕪雑(ぶざつ)なる或者はアホダラ経に似たる当時より見れば...   今日より見れば随分蕪雑なる或者はアホダラ経に似たる当時より見ればの読み方
山路愛山 「明治文学史」

...ただ粗漏蕪雑(ぶざつ)のまま大体を取纏めて公表を急がなければならなくなった筆者の苦衷を御諒恕の程幾重にも伏願する次第である...   ただ粗漏蕪雑のまま大体を取纏めて公表を急がなければならなくなった筆者の苦衷を御諒恕の程幾重にも伏願する次第であるの読み方
夢野久作 「梅津只圓翁伝」

...」逆さに椅子をテーブルの上に積み上げたあたりのカフェーの蕪雑さを眺めまわして塩野は云った...   」逆さに椅子をテーブルの上に積み上げたあたりのカフェーの蕪雑さを眺めまわして塩野は云ったの読み方
横光利一 「旅愁」

...何(いづ)れの地の記事も蕪雑であるが...   何れの地の記事も蕪雑であるがの読み方
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」

...以上蕪雑なる一文を敢へて草したわけである...   以上蕪雑なる一文を敢へて草したわけであるの読み方
淀野隆三 「横光さんと梶井君」

「蕪雑」の読みかた

「蕪雑」の書き方・書き順

いろんなフォントで「蕪雑」


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