...芸術的に荒蕪(くわうぶ)な亜米利加は...
芥川龍之介 「点心」
...――僕は中学時代に蕪村(ぶそん)句集を読み...
芥川龍之介 「本所両国」
...一年間に規定された荒蕪地を完全に開墾するには猶多くの金と力とを要した...
田山花袋 「トコヨゴヨミ」
...キャベツや大根や小蕪をぬいた...
豊島与志雄 「波多野邸」
...一卵 一個 大四圓貳拾錢 小四圓也一葡萄糖糟 百匁 四拾五圓也一梅干 百匁 拾圓也一辣韮(らつきよう)百匁 拾圓也一蕪 大たば 拾圓也一人參 大たば 拾五圓也一牛乳 一合 貳圓五拾錢也一牛肉 百匁 四拾圓也五月十七日...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...蕪村俳句の本質を伝えれば足りるのである...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...蕪村の俳句だけが僕にとってよく解り...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...蕪村の俳句の場合に於て...
萩原朔太郎 「冬の情緒」
...芭蕉も、蕪村も、この点では特別に皆すぐれた情熱を有した詩人であつた...
萩原朔太郎 「冬の情緒」
...日に/\荒蕪し行く東京都ではあつたが...
正岡容 「「東京恋慕帖」自序」
...蕪村が最も多く時代の影響を受けしは漢学ことに漢詩なりき...
正岡子規 「俳人蕪村」
...蕪村集のごとく多きは他にその例を見ず...
正岡子規 「俳人蕪村」
...蕪村とは天王寺蕪(かぶら)の村ということならん...
正岡子規 「俳人蕪村」
...和歌にして取るべくは蕪村はこれを取るに躊躇(ちゅうちょ)せざりしならん...
正岡子規 「俳人蕪村」
...絵画の上よりいふも蕪村は衰運の極に生れて盛ならんとして歿せしなり...
正岡子規 「俳人蕪村」
...而して今日蕪村調成功の時期といふも他日より見れば如何なるべきか固より予(あらかじ)め知る能はず...
正岡子規 「墨汁一滴」
...汁は「すまし」にて椎茸(しいたけ)と蕪菜(かぶらな)の上に卵を一つ落しあり...
正岡子規 「明治卅三年十月十五日記事」
...芭蕪、蕪村、凡兆、子規、碧梧桐と数へて来ても、皆、壮年期に俳句精神と格闘してゐたのである...
室生犀星 「俳句は老人文学ではない」
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