...芸術的に荒蕪(くわうぶ)な亜米利加は...
芥川龍之介 「点心」
...発句は蕉門の竜象(りゆうざう)を始め蕪村も甚だ芭蕉には劣つてゐなかつたとは信ぜられない...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...蕪雑(ぶざつ)に落ちつきの悪い県道となっていた...
伊藤左千夫 「落穂」
...蕪村とはじめにあればそれにて十分也...
高浜虚子 「子規居士と余」
...これが蕪村を中心とする安永(あんえい)天明(てんめい)の俳句界であります...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...蕪村について真の研究を忘れている...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...芥川君は芭蕉をあげて蕪村を貶(けな)した...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...俳人蕪村の風貌を表象している...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...蕪村は主観的咏嘆派の詩人でなく...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...蕪のように黄色い花が咲く...
牧野富太郎 「植物記」
...世上往々天保流の句を評して蕪村調などと評する者あり...
正岡子規 「俳諧大要」
...何しろ蕪村という怪物が京に出たのですから...
正岡子規 「俳句上の京と江戸」
...用語蕪村の俳句における意匠の美はすでにこれを言えり...
正岡子規 「俳人蕪村」
...「なつかし」という形容詞を転じて蕪村の創造したる動詞にはあらざるか...
正岡子規 「俳人蕪村」
...蕪村が最も多く時代の影響を受けしは漢学ことに漢詩なりき...
正岡子規 「俳人蕪村」
...四時翫好蕪靡愛すべし...
南方熊楠 「きのふけふの草花」
...柿崎隊の大蕪菁(おおかぶら)の馬簾(ばれん)や...
吉川英治 「上杉謙信」
...もし蕪菁(かぶら)の栽培法の導入によって...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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