...貧乏な蕗屋には十分満足出来るのだ...
江戸川乱歩 「心理試験」
...蕗屋に云わせると...
江戸川乱歩 「心理試験」
...あなたはそれにさえ〇・七秒かかってますからね」蕗屋は非常な不安を感じ始めた...
江戸川乱歩 「心理試験」
...相手が蕗屋君の様な...
江戸川乱歩 「心理試験」
...蕗がだいぶ伸びたので摘む...
種田山頭火 「其中日記」
...お茶を熱くして蕗を味はひつゝ食べた...
種田山頭火 「其中日記」
...・湯けむりの梅のまつさかり・うりものと書かれて岩のうららかな・枯野風ふくお日様のぞいた・のぼつたりくだつたり濡れても寒くはない雨の・蕗のとうここで休まう・山霧ふかく風車のまはるでもなく牧水に・ずんぶり濡れてけふも旅ゆく(幾山河……)・山のなか山が見えない霧のなか行く・草枯れてほんによい岩がところ/″\由布越・吹きおろす風をまともに吹きとばされまいぞ三月廿二日 好晴...
種田山頭火 「道中記」
...ゆくりなくも蕗のとうを見つけた...
種田山頭火 「松山日記」
......
坪井正五郎 「コロボックル北海道に住みしなるべし」
...その傍(そば)には極って葉蘭(はらん)や石蕗(つわぶき)などを下草(したくさ)にして...
永井荷風 「妾宅」
...石蕗花ひらく...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...それを蕗(ふき)の葉に並べて与八に供養し...
中里介山 「大菩薩峠」
...その隅(すみ)に秋田から家主が持って来て植えたという大きな蕗(ふき)が五六本あった...
夏目漱石 「行人」
...山蕗の胡麻よごしを思い描く...
矢田津世子 「茶粥の記」
...そのキャラ蕗と山椒の佃煮だけを...
吉川英治 「舌のすさび」
...青い青い蕗(ふき)のとうが...
吉川英治 「新書太閤記」
...雪乃とお蕗の母子(おやこ)は...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...後の又四郎とお蕗の行動を辿(たど)れば...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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