...蕗の葉を持って、ここに入ると、霞沢岳が小屋の背景になる...
板倉勝宣 「山と雪の日記」
...蕗屋の方もかなり真剣な手紙を書いている...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...嫌疑者の斎藤の親友である蕗屋清一郎という学生だったことを...
江戸川乱歩 「心理試験」
...何かの理由で特別に深い印象になって残っていたのだろうと想像したのですよ」蕗屋は一寸驚いた...
江戸川乱歩 「心理試験」
...・春雨の夜あけの水音が鳴りだした・唱へをはれば明けてゐる・朝の雨にぬれながらたがやす・白さは朝のひかりの御飯・ぬれてしつとり朝の水くむ・水にそうて水をふんで春の水・春はゆく水音に風がさわいで・春の水のあふれるままの草と魚・晴れて旗日や機械も休んでゐる(追加)・蕗の皮がようむげる少年の夢誰かきた声がする...
種田山頭火 「其中日記」
...やつぱり秋田蕗がよいな...
種田山頭火 「其中日記」
...・誰も来ない蕗の佃煮を煮る・蕗つめば蕗のにほひのなつかしく・蕗の香のしみ/″\指を染めた・初夏の...
種田山頭火 「其中日記」
...・ひでりつづきの踊大(マヽ)皷の遠く近く・風鈴すずしい雑草青い朝がきた・いつまで降らない蕗の葉もやぶれ・ぎいすはらめばはひあるくひでりばたけ・百合咲けばお地蔵さまにも百合の花酒中酒尽・よい酒だつた草に寝ころぶ(末後の一句)七月十九日曇...
種田山頭火 「其中日記」
...……おべんとうはとても景色のよいところでいただいた、松の木のかげで、散松葉の上で、石蕗の花の中で、大海を見おろして...
種田山頭火 「四国遍路日記」
...山蕗が咲きほうけてゐる...
種田山頭火 「旅日記」
...野蕗老に導かれて...
種田山頭火 「旅日記」
......
種田山頭火 「道中記」
...蕗を剥ぎつゝ思ひ出が尽きない...
種田山頭火 「道中記」
...お蕗は私の祖母の頃から...
牧野信一 「剥製」
...お蕗の按摩と灸が最も効目が鮮やかだらうと...
牧野信一 「剥製」
...)富沢は蕗(ふき)をつけてある下のところに足を入れてシャツをぬいで汗(あせ)をふきながら云った...
宮沢賢治 「泉ある家」
...それが近頃になって蕗子は私に...
山下利三郎 「流転」
...蕗(ふき)のとうだの...
吉川英治 「宮本武蔵」
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