...「蕉翁」の句を好んで引用する文人が少なくない...
...「蕉翁」の生涯については多くの書物が残されている...
...「蕉翁」の俳句は季節感に優れており、定評がある...
...「蕉翁」は俳句や随筆において、豊かな自然表現をしている...
...「蕉翁」の作品は、江戸時代の文化や風俗を知る上で貴重な資料である...
...芭蕉翁尺牘より...
生田長江 「我が一九二二年」
...三山寺に芭蕉翁の蝉塚あり...
大町桂月 「遊羽雜感」
...芭蕉翁の行脚掟として世に伝へられてゐるものの中に...
太宰治 「津軽」
...芭蕉翁の行脚は、私たち俗人から見れば、ほとんど蕉風宣伝のための地方御出張ではあるまいかと疑ひたくなるほど、旅の行く先々に於いて句会をひらき蕉風地方支部をこしらへて歩いてゐる...
太宰治 「津軽」
...┌古池や蛙とびこむ水の音│―――蛙とびこむ水の音│――――――――水の音└――――――――――音芭蕉翁は聴覚型の詩人...
種田山頭火 「其中日記」
...芭蕉翁は鷹を見つけてうれしがつたけれど...
種田山頭火 「旅日記」
...此地は芭蕉翁故郷塚...
近松秋江 「伊賀、伊勢路」
...一寸横丁を左折して入つた處に芭蕉翁の舊庵があつた...
近松秋江 「伊賀國」
...「大海(おおうみ)に島もあらなくに海原(うなばら)のたゆとう波に立てる白雲」という万葉の歌に現われた「大海」の水はまた爾来(じらい)千年の歳月を通してこの芭蕉翁の「荒海」とつながっているとも言われる...
寺田寅彦 「俳句の精神」
...秋に添(そう)て行(ゆか)ばや末は小松川(こまつがわ)芭蕉翁と刻してあった...
永井荷風 「放水路」
...芭蕉翁の鹿島日記にても心を惹(ひ)かれ...
中里介山 「大菩薩峠」
...奥の細道を旅した芭蕉翁が...
中里介山 「大菩薩峠」
...まず芭蕉翁がこの曾良の句に対して...
柳田国男 「木綿以前の事」
...附合(つけあい)すなわち芭蕉翁の唱導した俳諧の連歌は...
柳田国男 「木綿以前の事」
...しかも芭蕉翁の俳諧の味わいは...
柳田国男 「木綿以前の事」
...芭蕉翁の到達しても...
柳田国男 「木綿以前の事」
...同じ方法を芭蕉翁の俳諧には及ぼさなかったのである...
柳田国男 「木綿以前の事」
...若し蕉翁の什を以て禅味ありと曰はゞ可也...
山路愛山 「詩人論」
便利!手書き漢字入力検索