...蔵王堂へ御参詣なされ...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...翌日は蔵王堂からそれぞれと見物し...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...」「五日(六日)過蔵王堂...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...前線の蔵王堂に陣座していたが...
吉川英治 「私本太平記」
...蔵王堂へひっ返して...
吉川英治 「私本太平記」
...山上の蔵王堂(ざおうどう)へと...
吉川英治 「私本太平記」
...蔵王堂の供僧坊(ぐそうぼう)とよぶ小院で...
吉川英治 「私本太平記」
...蔵王堂にも遠くない所の...
吉川英治 「私本太平記」
...吉野山蔵王堂の艮(うしとら)なる林の奥に円丘(まろをか)を高く築いて北向きに葬(はうむ)りたてまつる――かくて...
吉川英治 「私本太平記」
...蔵王堂の北をだらだら下がりに降りて行く...
吉川英治 「私本太平記」
...蔵王堂以下の坊舎から山門すべても炎となった...
吉川英治 「私本太平記」
...彼方の蔵王堂(ざおうどう)の方で...
吉川英治 「日本名婦伝」
...「これまでは、良人と共に、辛くも辿(たど)って参りましたが、深山(みやま)の雪、母の持病、足手まといと思し召してか、この蔵王堂に四、五日いよ、やがて馬を送りて、迎えをよこすまで――と申されまして、良人とここで別れたまま、先のお行方は存じませぬ」静のことばは明晰(めいせき)であった...
吉川英治 「日本名婦伝」
...吉野の蔵王堂(ざおうどう)で...
吉川英治 「日本名婦伝」
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