...名題(なだい)は仮名手本(かなでほん)忠臣蔵役人替名とありて役者(やくしや)の名多(おほ)くは変名(へんみやう)なり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...御蔵役人屋敷前の...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...酒蔵役人がもう渡さんと...
吉川英治 「三国志」
...其方どもがやったら俺もやるぞ」酒蔵役人の注進で...
吉川英治 「三国志」
...蔵役人と近侍は、彼が唖然(あぜん)と見ている前で、それを数箇の菰(こも)包みに荷作りした...
吉川英治 「新書太閤記」
...衣裳や刀のこしらえに派手ばかり競って浪華でも島原でも、豪奢(ごうしゃ)な遊びといえば、大名のお留守居か、蔵役人か、町方与力などで、なかなか町人の金持も及ばないのがありますよ』『しかし、これでは、吉良家では、大安心でございましょう』『そうそう、おかしな噂があったが、あれも、この調子じゃあ……』竹之丞の膝に、鼾(いびき)をかいて眠っている内蔵助の顔をみて、皆、くすくすと笑うのだった...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...酒井讃岐守(さかいさぬきのかみ)の蔵役人...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...そこへ蔵役人らしい男も来て...
吉川英治 「宮本武蔵」
...蔵役人も、彼を忘れてしまい、門番からも忘れられて、米倉の中にぐっすり眠り込んだ伊織は、翌る日の午(ひる)も過ぎた頃、「おや?」がばと、醒(さ)めるなり直ぐ、「たいへんだ」と、使いの任務を思い出して、狼狽した眼をこすりながら、藁(わら)と糠(ぬか)の中から飛び出して来た...
吉川英治 「宮本武蔵」
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