...蔡温は早くもここに気がついて...
伊波普猷 「琉球史の趨勢」
...蔡温の如き政治家を内地の一地方の家老位に比較するのは誤りであります...
伊波普猷 「琉球史の趨勢」
...明の初までは書法は相傳を重んじて、それが漢の蔡、魏の鍾以來、晉の衞夫人、王羲之を經て、其の流を受けた筆法は、明の初めまで絶えず相續して居るのであると云ふ議論があり、明初の解縉と云ふ人が此の傳授系統を論じて居る...
内藤湖南 「北派の書論」
...良い手本にせよ」蔡陽(さいよう)は...
吉川英治 「三国志」
...おまかせあれ」蔡瑁は...
吉川英治 「三国志」
...蔡瑁は夫人から聞いてよく知っている筈だった...
吉川英治 「三国志」
...遠く追いついて、蔡夫人、劉ともに、かくの如く、首にして参りました」于禁の報告に接して、初めてほっとした態(てい)である...
吉川英治 「三国志」
...継母蔡夫人の難からのがれたことも覚えておられるだろうから……」「では...
吉川英治 「三国志」
...裏(うら)の裏(うら)一酒のあいだに曹操は、蔡和、蔡仲からの諜報を、ちらと卓の陰で読んでいたが、すぐに袂(たもと)に秘めて、さり気なくいった...
吉川英治 「三国志」
...――それさえあるに、又候(またぞろ)、のめのめとこれへ来たのは、近頃、魏を脱陣して、この周瑜の麾下(きか)へ投降してきておる蔡和、蔡仲に対して、何か策を打とうという肚ぐみであろう...
吉川英治 「三国志」
...蔡はかしこまって...
吉川英治 「三国志」
...蔡(さいえん)にむかい...
吉川英治 「三国志」
...――蔡(さい)大臣宛ての献上目録にさしそえて...
吉川英治 「新・水滸伝」
...蔡(さい)大臣の生辰綱(しょうしんこう)輸送の大役を果たしえても...
吉川英治 「新・水滸伝」
...江州奉行閣下蔡九(さいきゅう)の私邸であった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...朝廷の蔡(さい)大臣の許(もと)まで急がねばならん...
吉川英治 「新・水滸伝」
...聞くと蔡慶は手を打って笑った...
吉川英治 「新・水滸伝」
...――蔡京がつらつら見るに...
吉川英治 「新・水滸伝」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??