...その梢よりは忍冬(にんどう)(カプリフオリウム)の蔓長く垂れて石垣にかゝりたり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...遂に忌はしき疫が全村に蔓延した...
石川啄木 「赤痢」
...いつの間にか蔓草(つるくさ)が地をはってしのびよっていた...
海野十三 「ふしぎ国探検」
...五六丈の上から垂れ下つた藤蔓をたよりに浮島へ渡つて清めようとしたときに池の主が之を見込んでその儘ずるずると引き込んだと言ふ...
江南文三 「佐渡が島から」
...瓜の蔓二三本長々とそれに巻きつき...
薄田泣菫 「独楽園」
...クロイチゴの蔓(つる)がその脚のまわりを這(は)っている...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...片頬(かたほお)に冬日ありつつ裏山へ枯蔓(かれづる)の尖(さき)は左の目にありて十二月二十日 玉藻俳句会...
高浜虚子 「六百句」
...革命思想がいま支那の国内に非常な勢いで蔓延(まんえん)しているらしいからね...
太宰治 「惜別」
...庵にも珍風景なきにしもあらず!おたがひにからだがわるくていたはる雑草・胡瓜の蔓のもうからんでゐるゆふべ・とんぼついてきてそこらあるけば改作追加・前田も植ゑて涼しい風の吹いてくる五月三十一日曇...
種田山頭火 「其中日記」
...憎まれ児世に蔓(はびこ)ると云う諺(ことわざ)の裏を云えば...
寺田寅彦 「枯菊の影」
...葡萄蔓(ぶどうづる)や薔薇(ばら)が巻き込まれてる青葉棚が一つあった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...引かれたる蔓(つる)の長きを伝わって...
夏目漱石 「虞美人草」
...この蔓薔薇はこんなところで花を咲かせることはなかった...
久生十蘭 「だいこん」
...或ひは藤蔓で編まれた山駕籠で櫛型の丘を登り降りしてゐた頃に...
牧野信一 「心象風景(続篇)」
...ビロウドスギ)の条下に又別ニ一種高野ノマンネングサト呼者アリ苔ノ類ナリ根ハ蔓ニシテ長ク地上ニ延ク処処ニ茎立テ地衣(ヂゴケ)ノ如キ細葉簇生ス深緑色ナリ採リ貯ヘ久シクシテ乾キタル者水ニ浸セバ便チ緑ニ反リ生ノ如シ是物理小識ノ千年松ナリと述べている...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...蔓(つる)の糾(もつ)れて居る工合を見るのも何となく面白かつた...
正岡子規 「病牀六尺」
...またなんぞうまい手蔓(てづる)にぶつからぬかぎりもござりますまい...
吉川英治 「神州天馬侠」
...数年に亘って諸国に蔓延しはしたが...
和辻哲郎 「鎖国」
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