「蓬」の意味
よもぎ
小説での「蓬」の使い方
...春雨や蓬(よもぎ)をのばす草の道赤坂にて無性(ぶしやう)さやかき起されし春の雨僕はこの芭蕉の二句の中(うち)に百年の春雨を感じてゐる...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...皺の間にいつも傷痕が交っていて胡麻塩鬚が蓬々(ぼうぼう)と生えていた...
魯迅 井上紅梅訳 「孔乙己」
...蓬々(ぼうぼう)伸びた頭髪...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...孤蓬雨を衝いて、舟は、萠え初めたる蘆荻の間をゆく...
大町桂月 「北總の十六島」
...蓬莱山の仙女云々は...
高木敏雄 「比較神話学」
...蓬亭は新聞社に通勤して歸つて來ると一葉集を讀んでゐる...
高濱虚子 「俳諧師」
...まだ北風の寒い頃、子を負った跣足(はだし)の女の子が、小目籠(めかい)と庖刀を持って、芹(せり)、嫁菜(よめな)、薺(なずな)、野蒜(のびる)、蓬(よもぎ)、蒲公英(たんぽぽ)なぞ摘みに来る...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...周平は八時半頃蓬莱亭へ行った...
豊島与志雄 「反抗」
...ぢき裏の路地の奥に蓬莱豆をこしらへる家があつて倶梨迦羅紋紋(くりからもんもん)の男たちが犢鼻褌(ふんどし)ひとつの向ふ鉢巻で唄をうたひながら豆を煎つてたが...
中勘助 「銀の匙」
...頭髮を蓬々として居れば學者だと云ひ...
新渡戸稻造 「教育の目的」
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野口雨情 「雨情民謡百篇」
...苦蓬(エストラゴン)をいれたジェリィの鳥肉が出てくる...
久生十蘭 「キャラコさん」
...膽汁(たんじふ)と苦蓬(にがよもぎ)(怨恨毒意)を...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...蓬など少しは善からん...
正岡子規 「花枕」
...草のハナというのが蓬すなわち餅草のことである...
柳田國男 「食料名彙」
...向柳原のもと松浦家の蓬莱園は文化文政時代に出来たもの...
山本笑月 「明治世相百話」
...初春(はる)の蓬(くさ)など探させました...
吉川英治 「私本太平記」
...蓬庵公(ほうあんこう)以来の阿波二十五万六千石...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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