...蒼龍空に舞ふが如き老松の間にさつぱりとして却て云ふにいはれぬ品格ある舍殿幾棟よりなれるが...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...一道の清流蒼龍を走らす...
大町桂月 「八鹽のいでゆ」
...そこで懿行の考に依れば、説文※字下云、馬八尺爲龍、月令駕蒼龍、注馬八尺以上爲龍、淮南時則篇注引周禮、及後漢書注引爾雅、亦倶作龍、郭引作※者、欲明此※與彼龍二者相當、因改龍爲※、非周禮舊文也、といつて居る...
内藤湖南 「爾雅の新研究」
...軒さきに突きでた木彫りの蒼龍にも...
堀辰雄 「ふるさとびと」
...蒼龍(そうりゅう)の頭にも角はある...
吉川英治 「三国志」
...脚ニ北海ノ蒼龍(ソウリュウ)ヲ蹴ル」と二行に書いた立て札まで建っている...
吉川英治 「新・水滸伝」
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