...窓の外に蒼蠅がたかっている...
...昨日のバーベキューでは蒼蠅がうじゃうじゃいた...
...あの蒼蠅が私の料理にとまったら、もう食べられない...
...家に蒼蠅取りを置いているけど、なかなか効果はない...
...蒼蠅の音がうるさいから、窓を閉めた...
...もっと蒼蠅(うるさ)い仲だったと云った方がいい...
海野十三 「疑問の金塊」
...これも拾われては蒼蠅(うるさ)いことになるから...
海野十三 「恐怖の口笛」
...蒼蠅(うるさ)い世間は...
海野十三 「獏鸚」
...川崎造船所の株が蒼蠅(うるさ)い程頻(しきり)と切り替られた...
薄田泣菫 「茶話」
...保険屋8・22(夕)今の世に廃兵と生命保険の勧誘員ほど蒼蠅(うるさ)い者は...
薄田泣菫 「茶話」
...彼(かれ)の所(ところ)に蒼蠅(うるさ)く来(く)る...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...相かわらず蒼蠅い眼遣いはしているが...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...客は蒼蠅(うるさ)いほどお重に同情の言葉を注射した後(あと)...
夏目漱石 「行人」
...早くここへ来てお坐りよ」「蒼蠅(うるさ)いわよ」「いったいこの暑いのに...
夏目漱石 「行人」
...健三は蒼蠅(うるさ)がった...
夏目漱石 「道草」
...放したらそれっきりだという懸念がなおさら彼を蒼蠅(うるさ)くした...
夏目漱石 「道草」
...妙な役人が附て来れば只(ただ)蒼蠅(うるさ)い...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...蒼蠅いのはマダ宜(よ)いが...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...反(かえっ)て蒼蠅(うるさ)くなって...
二葉亭四迷 「平凡」
...父の鼾(いびき)が又蒼蠅(うるさ)く耳に附く...
二葉亭四迷 「平凡」
...蒼蠅(うるさ)いと言わぬばかりに...
二葉亭四迷 「平凡」
...我邦の妻君は食物拵(ごしら)えをさも余計な仕事のように蒼蠅(うるさ)がってどうしたらちょこちょこと早く副食物(おかず)が出来るだろうと手数を省く工風ばかりしている...
村井弦斎 「食道楽」
...蒼蠅が驥尾に附して千里を致すが如く...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
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