例文・使い方一覧でみる「蒻」の意味


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...直角に菎色(こんにゃくいろ)の干乾(ひから)びた階子壇……十(とお)ばかり...   直角に菎蒻色の干乾びた階子壇……十ばかりの読み方
泉鏡花 「霰ふる」

...蒟(こんにゃく)の煮込のおでんの皿盛を白く吐く息とともに...   蒟蒻の煮込のおでんの皿盛を白く吐く息とともにの読み方
泉鏡花 「開扉一妖帖」

...その流れに沿うて蒟閻魔(こんにゃくえんま)の方へと曲って行く横町なぞ即(すなわち)その一例である...   その流れに沿うて蒟蒻閻魔の方へと曲って行く横町なぞ即その一例であるの読み方
永井荷風 「日和下駄」

...勘次(かんじ)は俵(たはら)の側(そば)な(ママ)手桶(てをけ)の蓋(ふた)をとつて「此(こ)りや蒟(こんにやく)だな」といつた...   勘次は俵の側な手桶の蓋をとつて「此りや蒟蒻だな」といつたの読み方
長塚節 「土」

...まだ殘(のこ)つて居(ゐ)る蒟(こんにやく)を擔(かつ)いで歸(かへ)つて來(き)て畢(しま)つた...   まだ殘つて居る蒟蒻を擔いで歸つて來て畢つたの読み方
長塚節 「土」

...それでいて身体(からだ)は蒟(こんにゃく)のように疲れ切ってる...   それでいて身体は蒟蒻のように疲れ切ってるの読み方
夏目漱石 「坑夫」

...では会議を開きますと狸はまず書記の川村君に蒟版を配布させる...   では会議を開きますと狸はまず書記の川村君に蒟蒻版を配布させるの読み方
夏目漱石 「坊っちゃん」

...もし善意をもって蒟(こんにゃく)問答的(もんどうてき)に解釈してやれば主人は見性自覚(けんしょうじかく)の方便(ほうべん)としてかように鏡を相手にいろいろな仕草(しぐさ)を演じているのかも知れない...   もし善意をもって蒟蒻問答的に解釈してやれば主人は見性自覚の方便としてかように鏡を相手にいろいろな仕草を演じているのかも知れないの読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...だって蒟閻魔のようじゃありませんか」「ただ怒るばかりじゃないのよ...   だって蒟蒻閻魔のようじゃありませんか」「ただ怒るばかりじゃないのよの読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...やがて平次が蒟(こんにゃく)問答のような事を言うと...   やがて平次が蒟蒻問答のような事を言うとの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...問屋の菎(こんにやく)ぢやあるめいし...   問屋の菎蒻ぢやあるめいしの読み方
萩原朔太郎 「二十三夜」

...全身が蒟(こんにゃく)のようにふるえるのを制(おさ)えることも...   全身が蒟蒻のようにふるえるのを制えることもの読み方
平林初之輔 「犠牲者」

...それまでは文句ばかりに悸されて厭々ながら立ちあがつたまゝの蒟役者であつた模擬武士達は...   それまでは文句ばかりに悸されて厭々ながら立ちあがつたまゝの蒟蒻役者であつた模擬武士達はの読み方
牧野信一 「天狗洞食客記」

...第三十五 鳥飯は鶏(とり)の肉を細かく切って椎茸や糸蒟(いとごんにゃく)や外に時の野菜物を何でも皆(み)んな小さく切って味淋と醤油でよく煮てそれを炊きたての御飯へ混ぜたものです...   第三十五 鳥飯は鶏の肉を細かく切って椎茸や糸蒟蒻や外に時の野菜物を何でも皆んな小さく切って味淋と醤油でよく煮てそれを炊きたての御飯へ混ぜたものですの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...牛蒡(ごぼう)と糸蒟(いとごんにゃく)と木くらげがあればなおいい...   牛蒡と糸蒟蒻と木くらげがあればなおいいの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...○蒟は蛋白質一分三毛...   ○蒟蒻は蛋白質一分三毛の読み方
村井弦斎 「食道楽」

...即ち紙子(かみこ)の一種で秘伝として蒟粉(こんにゃくこ)を入れて漉きます...   即ち紙子の一種で秘伝として蒟蒻粉を入れて漉きますの読み方
柳宗悦 「手仕事の日本」

...蒟(こんにゃく)の色が珍しく黒いと附けたところが俳諧である...   蒟蒻の色が珍しく黒いと附けたところが俳諧であるの読み方
柳田国男 「木綿以前の事」

「蒻」の読みかた

「蒻」の書き方・書き順

いろんなフォントで「蒻」

「なんとか蒻」の一覧  


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