例文・使い方一覧でみる「蒻」の意味


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...通知状を刷るためにたちまち腕まくりで蒟版の刷にとりかかるもの...   通知状を刷るためにたちまち腕まくりで蒟蒻版の刷にとりかかるものの読み方
大鹿卓 「渡良瀬川」

...まもなく三百枚の蒟版がすりあがり...   まもなく三百枚の蒟蒻版がすりあがりの読み方
大鹿卓 「渡良瀬川」

...梯子段に誰(た)れやら昇り来(きた)る足音聞付け目覚(めさ)むれば老婆の蒟取換へに来(きた)りしにはあらで...   梯子段に誰れやら昇り来る足音聞付け目覚むれば老婆の蒟蒻取換へに来りしにはあらでの読み方
永井荷風 「矢はずぐさ」

...お品(しな)はおつぎが帶(おび)を解(と)いてる間(あひだ)に壁際(かべぎは)の麥藁俵(むぎわらだはら)の側(そば)へ蒟(こんにやく)の手桶(てをけ)を二つ並(なら)べた...   お品はおつぎが帶を解いてる間に壁際の麥藁俵の側へ蒟蒻の手桶を二つ並べたの読み方
長塚節 「土」

...お品(しな)はどうかして少(すこ)しでも蒟(こんにやく)を減(へ)らして置(お)きたいと思(おも)つた...   お品はどうかして少しでも蒟蒻を減らして置きたいと思つたの読み方
長塚節 「土」

...菎(こんにゃく)みたいなところがたぶんにある...   菎蒻みたいなところがたぶんにあるの読み方
中谷宇吉郎 「白い月の世界」

...私(わたくし)は外套(がいとう)を濡(ぬ)らして例の通り蒟閻魔(こんにゃくえんま)を抜けて細い坂路(さかみち)を上(あが)って宅(うち)へ帰りました...   私は外套を濡らして例の通り蒟蒻閻魔を抜けて細い坂路を上って宅へ帰りましたの読み方
夏目漱石 「こころ」

...まるで蒟閻魔(こんにゃくえんま)ね」「なぜ?」「なぜでも蒟閻魔なの...   まるで蒟蒻閻魔ね」「なぜ?」「なぜでも蒟蒻閻魔なのの読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...だって蒟閻魔のようじゃありませんか」「ただ怒るばかりじゃないのよ...   だって蒟蒻閻魔のようじゃありませんか」「ただ怒るばかりじゃないのよの読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...葱蒟の味噌なます...   葱蒟蒻の味噌なますの読み方
林芙美子 「清修館挿話」

...始めは遠慮っぽく蒟(こんにゃく)や...   始めは遠慮っぽく蒟蒻やの読み方
林芙美子 「泣虫小僧」

...英国などの森や生垣の下に生える毒草アルム・マクラツムはわが邦の蒟(こんにゃく)や菖蒲とともに天南星科の物だ...   英国などの森や生垣の下に生える毒草アルム・マクラツムはわが邦の蒟蒻や菖蒲とともに天南星科の物だの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...第三十五 鳥飯は鶏(とり)の肉を細かく切って椎茸や糸蒟(いとごんにゃく)や外に時の野菜物を何でも皆(み)んな小さく切って味淋と醤油でよく煮てそれを炊きたての御飯へ混ぜたものです...   第三十五 鳥飯は鶏の肉を細かく切って椎茸や糸蒟蒻や外に時の野菜物を何でも皆んな小さく切って味淋と醤油でよく煮てそれを炊きたての御飯へ混ぜたものですの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...その中から出た汁で牛蒡人参糸蒟椎茸(しいたけ)竹の子簾麩(すだれぶ)なんぞの野菜を極く細かに刻んでよく煮ます...   その中から出た汁で牛蒡人参糸蒟蒻椎茸竹の子簾麩なんぞの野菜を極く細かに刻んでよく煮ますの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...蒟屋の主人は蒟を山のように数えて...   蒟蒻屋の主人は蒟蒻を山のように数えての読み方
夢野久作 「近世快人伝」

...氷よりも冷たい蒟の山を懐中(ふところ)に掴み込んで...   氷よりも冷たい蒟蒻の山を懐中に掴み込んでの読み方
夢野久作 「近世快人伝」

...蒟(こんにゃく)のように正体なく...   蒟蒻のように正体なくの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...蒟島(こんにゃくじま)で知人(しりびと)が...   蒟蒻島で知人がの読み方
吉川英治 「死んだ千鳥」

「蒻」の読みかた

「蒻」の書き方・書き順

いろんなフォントで「蒻」

「なんとか蒻」の一覧  


ランダム例文:
所課   花を散らす   鉄座  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

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