...もう蒸暑いから家で涼むね...
...この蒸暑い中、外出する勇気がない...
...蒸暑い日には、冷たい麺類が食べたい...
...蒸暑い日でも、体を動かす運動は大切だ...
...エアコンをつけても蒸暑いので、扇風機も併用している...
...此の如き多くの「個我」の生活――この蒸暑く狹苦しき生活の厭離は...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...「どうも今年は格別蒸暑うございますね」と文吉は「操に僕の来たことを知らせたい...
李光洙 「愛か」
...蒸暑い晩だ...
犬養健 「愚かな父」
...ひどく蒸暑い夜だった...
海野十三 「空襲警報」
...蒸暑(むしあつ)い南国のことだから窓を開け放して...
谷譲次 「踊る地平線」
...月はよかつたが蒸暑い夜だつた...
種田山頭火 「其中日記」
...花開時蝶来蝶来時花開七月廿六日曇、雨、蒸暑かつた、山口行...
種田山頭火 「其中日記」
...・蛙なく窓からは英語を習ふ声・最後の一匹として殺される蝿として殺した藪蚊の、それはわたしの血しんみり風に吹かれてゐる風鈴は鳴る・やつとはれてわたくしもけふはおせんたく(雑)どこかでラヂオが、ふくろうがうたふ豆腐やの笛がきこえる御飯にしようおくれた薯を植えいそぐ母と子と濡れて七月廿一日曇、蒸暑い、雨...
種田山頭火 「其中日記」
...……蒸暑い晩だつたが...
種田山頭火 「其中日記」
...夜中の蒸暑さ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...蒸暑い夏の夜は、まだ十時を打ったばかりの宵の口で、表はまだぞろぞろ往来(ゆきき)の人の跫音(あしおと)がしていた...
徳田秋声 「あらくれ」
...蒸暑(むしあつ)い日で...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...しいんとして蒸暑い...
豊島与志雄 「春」
...すると気候は恐しく蒸暑(むしあつ)くなって来て...
永井荷風 「すみだ川」
...晴れて蒸暑し...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...坐(すわ)っていても油汗が出るような蒸暑い夜になった...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...カーッと蒸暑そうなはつ夏の光が窓からさし込んできている長町に近い雑用宿の二階の寝床の上へ座って...
正岡容 「寄席」
...東洋の蒸暑いけだるさを送ってくるこの都会を...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「幸福への意志」
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