例文・使い方一覧でみる「蒸し焼き」の意味
スポンサーリンク...蒸し焼きにされそうな苦痛から脱れるため... 
海野十三 「空襲葬送曲」
...閉（た）てきつた部屋のなかで捻（ね）ぢ麺麭（パン）のやうに蒸し焼きになつても...
薄田泣菫 「茶話」
...香料を入れた鳥の蒸し焼き...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...危く蒸し焼きになりかけるのが...
野村胡堂 「胡堂百話」
...坑内で蒸し焼きにされていることには...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...殊に蒸し焼きにせられると思うと...
正岡子規 「死後」
...手でも足でも片っぱしから焼いてしまうというなら痛くてもおもい切りがいいが蒸し焼きと来ては息のつまるような...
正岡子規 「死後」
...其上に蒸し焼きなんというのは料理屋の料理みたようで甚だ俗極まっておる...
正岡子規 「死後」
...浜辺の塩がまで蒸し焼きにしたのが...
正宗白鳥 「花より団子」
...外から藁火（わらび）で蒸し焼きにする...
山本周五郎 「山彦乙女」
...このような気分に蒸し焼きをされる若い女性がどうして堪え得よう...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...蒸し焼きに焼き殺されたかのようである...
吉川英治 「新・水滸伝」
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