...ついては御許を蒙って...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...古(いにし)えより賢人が小人のために禍を蒙った例は珍しからず...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...花嫁のために満蒙自衛移民を御亭主として周旋するというような顔をするのだと...
戸坂潤 「社会時評」
...カントの啓蒙に於ける自由主義の契機が...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...ドイツ啓蒙哲学=ヴォルフ学派の哲学の根柢は処で「悟性の哲学」だった...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...啓蒙哲学としては福沢諭吉氏によって...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...そんなら僕は御先へ御免蒙(ごめんこうむ)るぜ...
夏目漱石 「虞美人草」
...お前なら何うする? 八」「御免蒙(かうむ)つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...彼を「蒙古の回々教徒」若しくは「神代に於ける日本の神々」と呼んで居るのである...
松永延造 「職工と微笑」
...かえってより強い種族の侵略による絶滅や飢饉を蒙らしめることとなるのである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...1)Id. vol. vi. c. xxxiv. p. 55.その先祖とほとんど同一の風習を保持している蒙古人の子孫が現在住んでいる広大な地域は...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...しかもそれがなくなっても本質的な害悪を蒙ることはないであろう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...しかるに蒙古、チベット、日本等の諸国また支那でも十二禽と十二支を同じ名で呼び、もしくは別々に考え能わざる人間はややもすれば十二支を十二禽の精霊ごとく心得るより、鼠の年の男は虎年の女に負けるというて妻を離別したり、兎は馬に踏み潰(つぶ)さるといいて卯年生まれの者が午の方すなわち南へ家を移さなんだりする事多い...
南方熊楠 「十二支考」
...其等の蒙古人の土地は遊牧地であるが...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...すでに笠置蒙塵(もうじん)の日...
吉川英治 「私本太平記」
...しかも源家の恩顧を蒙(こうむ)っているくせに...
吉川英治 「源頼朝」
...大きな澄んだ眼はアリアン種と蒙古種との混血児らしい美しさを持っているが...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...シナ人とシナを支配する蒙古族とは...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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