...かういふ非難を蒙(かうむ)つたことは一度や二度ではない...
田山録弥 「社会劇と印象派」
...御免蒙(こうむ)って少し横にならしておもらい申しますわね...
徳田秋声 「足迹」
...大衆が一定の政治的組織化を――意識的に又は自然発生的に――蒙った時なのである...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...恰も今日の啓蒙原理となるのである...
戸坂潤 「思想としての文学」
...自然科学者や技術家のこうした一種の啓蒙の役割を引き受けようなどとすると...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...そうだよ、きっと……だから、チロを連れて、蒙古に行こうよ...
豊島与志雄 「金の目銀の目」
...それは今日でも蒙古・中央亞細亞に關する有力な史料となつてゐる...
内藤湖南 「支那史學史概要」
...毎日蒙古砂塵が漂つてるやうな気がされた...
中原中也 「校長」
...けれども兄の前に良心の鞭撻(べんたつ)を蒙(こうむ)る程動揺してはいなかった...
夏目漱石 「それから」
...認識の蒙昧(もうまい)から錯覚している...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...札荅蘭(ジャダラン)の合爾合(カルカ)姫は、蒙古一の美人、いや、砂漠の女神...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...三度グリについて小野蘭山(らんざん)の『本草綱目啓蒙』巻之廿五...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...一家を養う困難の増加によってある妨げを蒙ったであろうから...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...蒙昧人はただ苦しむことだけを予期するということこれである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...「御挨拶はごめん蒙(こうむ)ります」かれは庭さきに膝(ひざ)をおろして云った...
山本周五郎 「日本婦道記」
...しかし呂蒙の機転に...
吉川英治 「三国志」
...――だからその父君の蒙塵(もうじん)を追って...
吉川英治 「私本太平記」
...この労働量は影響を蒙らないであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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