...西洋葵(あふひ)のぱつとした赤い花の壺を飾つて置いたので...
鈴木三重吉 「桑の実」
...葉山葵はおいしかつた...
種田山頭火 「行乞記」
...向日葵(ひまわり)は床に固着してビクともしません...
野村胡堂 「向日葵の眼」
...葵のそばへ並んで坐りながら...
久生十蘭 「金狼」
...葵もその例に洩れることは出来なかった...
久生十蘭 「金狼」
...……ちょうど葵の下の部屋におれの大学時代の友達がいる...
久生十蘭 「金狼」
...……僕の行動が警察官にふさわしくない、なんてね」度を失って、葵は口ごもった...
久生十蘭 「金狼」
...葵のこころに明るい陽のひかりがさしこんできた...
久生十蘭 「金狼」
...葵のそばから身体をひくと...
久生十蘭 「金狼」
...葵が弱々しい声で...
久生十蘭 「金狼」
...咲き誇つた日向葵のやうに快活になります...
牧野信一 「青白き公園」
...公園じゅうにアイスクリーム売りの手押車と向日葵(ひまわり)の種...
「赤い貨車」
...五カペイキのコップは向日葵を盛って厚ぼったく光った...
「赤い貨車」
...叩きはやはり松魚の叩きの通りで先日お教え申しましたが摺身はソーダ松魚の皮を剥(む)いて身を取て俎板(まないた)で叩いて擂鉢(すりばち)でよく摺(すっ)て玉葱(たまねぎ)を山葵卸(わさびおろ)しで摺込んで塩と味淋で味を付けてまたよく摺って煮汁(だし)を加えてドロドロにして...
村井弦斎 「食道楽」
...六条の御息所(みやすどころ)の見物車が左大臣家の人々のために押しこわされた時の葵(あおい)祭りを思い出して夫人に語っていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...久保大六、葵太市、野口、仲木...
山本周五郎 「半之助祝言」
...」葵の花が薔薇に移り変る切れ目の所で...
横光利一 「旅愁」
...地が俄(には)かに二三尺(じやく)も低くなつたやうに姫向日葵(ひめひまはり)の鬱金(うこん)の花の尖(さき)だけが見え...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
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