...ゴツホの向日葵(ひまはり)の写真版の今日(こんにち)もなほ愛翫(あいぐわん)せらるる...
芥川龍之介 「続野人生計事」
...蜀葵(たちあおい)が咲き乱れて...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...黄蜀葵(とろろあふひ)...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...里方(さとかた)の葵(あおい)の紋や雛(ひな)の幕昭和十年三月三日 武蔵野探勝会...
高浜虚子 「五百句」
...紅蜀葵開く...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...葵山人と現今の演劇を論ず...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...此葵は夏になれば屹度こゝに咲くので裏戸が開け放してあれば往來からでもすぐ目につく...
長塚節 「芋掘り」
...新宿の〈モン・ナムウル〉」葵が立ちあがる...
久生十蘭 「金狼」
...葵は召喚されることもなかったので...
久生十蘭 「金狼」
...葵はある大名華族の長女に生れた...
久生十蘭 「金狼」
...久我と葵は新聞記者の那須の紹介で...
久生十蘭 「金狼」
...ねえ、葵嬢、思いきって、すっぱりと……」カーテンの隙間から、ハナが顔をのぞかせた...
久生十蘭 「金狼」
...気分でも悪いんですか」ひとがちがうような優しい声でいいながらじろじろと葵の身体を見まわした...
久生十蘭 「金狼」
...せめて葵(あおい)の紋のついた印籠(いんろう)の一つも盗み出して...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...その間を縫うて繁茂する葵葉の朝顔などは...
柳田国男 「雪国の春」
...徳川家康(とくがわいえやす)(従五位上侍従このとき三十一歳)は紺いろに葵(あおい)の紋をちらした鎧(よろい)直垂(ひたたれ)に...
山本周五郎 「死處」
...巴も、葵も、あの時代の女性としては、いわゆる平安朝型の深窓の麗人でもなく、有閑婦人でもない...
吉川英治 「随筆 新平家」
...どんなにお欣びであろうか』『葵(あおい)祭りには...
吉川英治 「梅※[#「風にょう+思」、第4水準2-92-36]の杖」
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