...骨董(こっとう)はあせって不可(いけな)い...
泉鏡花 「薄紅梅」
...私は書画や骨董の売立のようなものでも...
上村松園 「幼き頃の想い出」
...骨董屋はそれを聞くと...
薄田泣菫 「茶話」
...骨董(こっとう)品的なパリー人の示すことのできない堅実さをもっているということを...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...その中(うち)に骨董(こっとう)を陳列す...
ホフマンスタアル Hugo von Hofmannsthal 森鴎外訳 「痴人と死と」
...ことに晩年は骨董(こっとう)などにお凝りになり...
堀辰雄 「楡の家」
...ブリストルの骨董(こっとう)商ジョウジ・ジョセフ・スミスの最後の「掘出物」であった...
牧逸馬 「浴槽の花嫁」
...骨董(こっとう)珍器...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...書物を単なるアクセサリか骨董品のように買いあつめる集書家のあることを諷している...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「書画骨董でさえ...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...――離してくれ、董卓の素ッ首を、この蛇矛(じゃぼこ)で一太刀にかッ飛ばして見せるから」「待て...
吉川英治 「三国志」
...危うい哉(かな)、董卓は、天をも惧(おそ)れない、また、地に満つる民心の怨みも意としない...
吉川英治 「三国志」
...歌詞に耳をすましていた董卓は...
吉川英治 「三国志」
...董卓を討たせる計略だが...
吉川英治 「三国志」
...「董卓(とうたく)の仇をとれ」「朝廷をわが手に奉ぜよ」と...
吉川英治 「三国志」
...むかし国舅(こっきゅう)の董承(とうじょう)と汝へ降した朕(ちん)の衣帯(いたい)の密詔を...
吉川英治 「三国志」
...孔明はまず董荼奴から仔細を聞き取って...
吉川英治 「三国志」
...――多くは貿易の商品と家財と――それと天下の名品はここに集まっているといわれる程な――堺町人たちの秘蔵している茶器骨董(こっとう)などであった...
吉川英治 「新書太閤記」
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