例文・使い方一覧でみる「葢」の意味


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...』『一體マア何の話だらう? 大層勿體をつけるぢやないか? 許り澤山あつて...   』『一體マア何の話だらう? 大層勿體をつけるぢやないか? 葢許り澤山あつての読み方
石川啄木 「札幌」

...の除(と)れているのは不思議であったが...   葢の除れているのは不思議であったがの読み方
田中貢太郎 「断橋奇聞」

...隔てゝ遠き離れじま都の春の一夢を磯のあらしにさまさせて氣は世をほふますらをはいまはの床に眠るかな...   隔てゝ遠き離れじま都の春の一夢を磯のあらしにさまさせて氣は世を葢ほふますらをはいまはの床に眠るかなの読み方
土井晩翠 「天地有情」

...小膽褊狹毫も人材を籠するの才なしと或は彼を政界の死人なりと笑ひ...   小膽褊狹毫も人材を籠葢するの才なしと或は彼を政界の死人なりと笑ひの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...し帝国党は自ら内閣の忠僕たるを以て任ずと雖も...   葢し帝国党は自ら内閣の忠僕たるを以て任ずと雖もの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...大きな馬盥に水を一杯に汲んで鍋を浮べれば鍋のとつ手を横から見たのが佐渡が島である...   大きな馬盥に水を一杯に汲んで鍋葢を浮べれば鍋葢のとつ手を横から見たのが佐渡が島であるの読み方
長塚節 「佐渡が島」

...勘次(かんじ)はお品(しな)が起(お)きて竈(かまど)の火(ひ)を點(つ)けるうちには庭(にはぶた)へ籾(もみ)の筵(むしろ)を干(ほ)したりそれから獨(ひと)りで磨臼(すりうす)を挽(ひ)いたりして...   勘次はお品が起きて竈の火を點けるうちには庭葢へ籾の筵を干したりそれから獨りで磨臼を挽いたりしての読み方
長塚節 「土」

...切干(きりぼし)の筵(むしろ)は三枚(さんまい)ばかり其(その)庭(にはぶた)の上(うへ)に敷(し)いた儘(まゝ)で...   切干の筵は三枚ばかり其庭葢の上に敷いた儘での読み方
長塚節 「土」

...首(くび)が(ふた)に觸(さは)るので骨(ほね)の挫(くぢ)けるまで抑(おさ)へつけられてすくみが掛(か)けられた...   首が葢に觸るので骨の挫けるまで抑へつけられてすくみが掛けられたの読み方
長塚節 「土」

...天(てんがい)というても兩端(りやうたん)が蕨(わらび)のやうに捲(まか)れた狹(せま)い松板(まついた)を二枚(まい)十字(じ)に合(あは)せたまでのものに過(すぎ)ない簡單(かんたん)なものである...   天葢というても兩端が蕨のやうに捲れた狹い松板を二枚十字に合せたまでのものに過ない簡單なものであるの読み方
長塚節 「土」

...よき汝(われ)みんな芋(いも)すくつちやつたな」おつぎは鍋(なべぶた)をとつていつた...   よき汝みんな芋すくつちやつたな」おつぎは鍋葢をとつていつたの読み方
長塚節 「土」

...「ああ瘡を零(こぼ)して...   「ああ瘡葢を零しての読み方
夏目漱石 「硝子戸の中」

...青貝で梅の花を散らした螺鈿(らでん)の(ふた)は傍(わき)へ取(と)り除(の)けられて...   青貝で梅の花を散らした螺鈿の葢は傍へ取り除けられての読み方
夏目漱石 「明暗」

...両(りょうぶた)の金時計を出して見せた...   両葢の金時計を出して見せたの読み方
夏目漱石 「門」

...夫(それ)から硯箱(すゞりばこ)の(ふた)を取(と)つて...   夫から硯箱の葢を取つての読み方
夏目漱石 「門」

...彼等は夜中人の靜まつて後竊に其のを押開けて外へ出で...   彼等は夜中人の靜まつて後竊に其の葢を押開けて外へ出での読み方
松本文三郎 「印度の聖人」

...其上有二許由冢一云...   其上葢有二許由冢一云の読み方
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」

...高さは屋の尖頭部が十三四尺...   高さは屋葢の尖頭部が十三四尺の読み方
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」

「葢」の読みかた

「葢」の書き方・書き順

いろんなフォントで「葢」


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