例文・使い方一覧でみる「葢」の意味


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...』『一體マア何の話だらう? 大層勿體をつけるぢやないか? 許り澤山あつて...   』『一體マア何の話だらう? 大層勿體をつけるぢやないか? 葢許り澤山あつての読み方
石川啄木 「札幌」

...驕慢の円(まるやね)よ...   驕慢の円葢よの読み方
上田敏 上田敏訳 「海潮音」

...眼の赤く爛れた汚らしいしかも年にも似合はず色氣の殘つてゐるやうな婆さんでした...   眼葢の赤く爛れた汚らしいしかも年にも似合はず色氣の殘つてゐるやうな婆さんでしたの読み方
江南文三 「佐渡が島のこと」

...そこで棺にはをして...   そこで棺には葢をしての読み方
田中貢太郎 「断橋奇聞」

...且つ相對(あひたい)する者二枚を合する時(ふた)と身との部さへ具(そな)はるが故に物を貯(たく)ふる器とするに適(てき)したり...   且つ相對する者二枚を合する時葢と身との部さへ具はるが故に物を貯ふる器とするに適したりの読み方
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」

...隔てゝ遠き離れじま都の春の一夢を磯のあらしにさまさせて氣は世をほふますらをはいまはの床に眠るかな...   隔てゝ遠き離れじま都の春の一夢を磯のあらしにさまさせて氣は世を葢ほふますらをはいまはの床に眠るかなの読み方
土井晩翠 「天地有情」

...し閣下の内閣は...   葢し閣下の内閣はの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...し藩閥元老の意気漸く衰へて...   葢し藩閥元老の意気漸く衰へての読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...三次(つぎ)の朝(あさ)霜(しも)は白(しろ)く庭(にはぶた)の藁(わら)におりた...   三次の朝霜は白く庭葢の藁におりたの読み方
長塚節 「土」

...さうして斜(なゝめ)に遠(とほ)くから射(さ)す冬(ふゆ)の日(ひ)を浴(あ)びながら庭(にはぶた)の上(うへ)に筵(むしろ)を敷(し)いて俵(たはら)を編(あ)みはじめた...   さうして斜に遠くから射す冬の日を浴びながら庭葢の上に筵を敷いて俵を編みはじめたの読み方
長塚節 「土」

...天秤(てんびん)を擔(かつ)いだ儘(まゝ)ぼんやり立(た)つて居(ゐ)る商人(あきんど)の姿(すがた)を庭(にはぶた)の上(うへ)に見(み)た...   天秤を擔いだ儘ぼんやり立つて居る商人の姿を庭葢の上に見たの読み方
長塚節 「土」

...戸口(とぐち)の庭(にはぶた)の上(うへ)に三日(か)も四日(か)も置(お)いたのであつた...   戸口の庭葢の上に三日も四日も置いたのであつたの読み方
長塚節 「土」

...卯平(うへい)は清潔好(きれいずき)なのでむつゝりとしながら獨(ひとり)で居(ゐ)る時(とき)には草箒(くさばうき)で土間(どま)の軒(のき)の下(した)を掃(は)いては鷄(とり)が足(あし)の爪(つめ)で掻(か)き亂(みだ)した庭(にはぶた)の周圍(あたり)をも掃(は)きつけて置(お)いた...   卯平は清潔好なのでむつゝりとしながら獨で居る時には草箒で土間の軒の下を掃いては鷄が足の爪で掻き亂した庭葢の周圍をも掃きつけて置いたの読み方
長塚節 「土」

...急に貰って行く気になって(ふた)をした...   急に貰って行く気になって葢をしたの読み方
夏目漱石 「満韓ところどころ」

...それから硯箱(すずりばこ)の(ふた)を取って...   それから硯箱の葢を取っての読み方
夏目漱石 「門」

...それを椀(わん)の(ふた)の上へ載(の)せて...   それを椀の葢の上へ載せての読み方
夏目漱石 「門」

...その晩宗助は到来の菓子折の(ふた)を開けて...   その晩宗助は到来の菓子折の葢を開けての読み方
夏目漱石 「門」

...ブラシを(ふた)の上に掴(つま)み出しながら...   ブラシを葢の上に掴み出しながらの読み方
夢野久作 「ドグラ・マグラ」

「葢」の読みかた

「葢」の書き方・書き順

いろんなフォントで「葢」


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