...どうして「これを竹帛(ちくはく)に著す」ことが出来よう...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...「これ竹帛に著す」ことから言えば...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...其問題の落著する迄此處に厄介になつて居るがいゝ...
高濱虚子 「俳諧師」
...徒らにクヨクヨジメジメして苦渋の人生に執著すべきでない...
高浜虚子 「俳句への道」
...それを砕きさえすれば工事も落著するのであった...
田中貢太郎 「海神に祈る」
...日がとっぷり暮れてから彼の館に到著する...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...子供のころから姿振(なりふり)に無頓著すぎる質(たち)であったとはいえ...
徳田秋声 「挿話」
...結晶の他の核が枝の一部に附著すると...
中谷宇吉郎 「『雪華図説』の研究」
...論旨の歸著する所を知るに苦むと云ふ人もあるかも知れぬ...
原勝郎 「足利時代を論ず」
...「マリアの生涯」(Das Marien-Leben, 詩集)を著す...
堀辰雄 「リルケ年譜」
...その結果として子マルサスが『人口論』第一版を著すこととなったものであるが...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...後桑港に著するに及び...
南方熊楠 「秘魯國に漂著せる日本人」
...其詳なることは別に著す所の「寿阿弥の手紙」に譲つて贅せない...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...此紫軒の著す所に「茶番頓智論」二巻があつて刊行せられた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...)其不仁の悪習自然と平日の所行にも推移り染著す」云々...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...観聚方は多紀桂山の著す所で...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わが山房論文を著すや...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...独り矢島優(ゆたか)のみは母の到著するを待つことが出来ずに北海道へ旅立った...
森鴎外 「渋江抽斎」
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