...今夜ふと菊池寛(きくちくわん)著す所の「極楽(ごくらく)」を出して見たが...
芥川龍之介 「雑筆」
...その當時南洋から歸つた佐藤虎次郎氏や粕谷義三氏の手紙が屡來著する...
石川三四郎 「浪」
...どうして「これを竹帛(ちくはく)に著す」ことが出来よう...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...どうかなるやうになるのさといふいつもの考へに到著する...
高濱虚子 「俳諧師」
...徒らにクヨクヨジメジメして苦渋の人生に執著すべきでない...
高浜虚子 「俳句への道」
...京都の使者参著す...
太宰治 「右大臣実朝」
...それを砕きさえすれば工事も落著するのであった...
田中貢太郎 「海神に祈る」
...日がとっぷり暮れてから彼の館に到著する...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...國論紛々歸著する所なく...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...「基督降誕節」(Advent, 詩集)「人生に沿ひつつ」(Am Leben Hin, 短篇集)を著す...
堀辰雄 「リルケ年譜」
...「新詩集」(Neue Gedichte)を著す...
堀辰雄 「リルケ年譜」
......
正岡子規 「俳人蕪村」
...霞亭の著す所の書数種を借ることを得た...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...)其不仁の悪習自然と平日の所行にも推移り染著す」云々...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わが山房論文を著すや...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...独り矢島優(ゆたか)のみは母の到著するを待つことが出来ずに北海道へ旅立った...
森鴎外 「渋江抽斎」
...荻生徂徠論を著すに至つても猶故(ことさ)らに『文章は事業なり...
山路愛山 「透谷全集を読む」
...然れども不幸にして田口君の著す所の人物は平凡の人物なり...
山路愛山 「明治文学史」
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