...今や眼覚めた全人類の胸底に著しく緩和されたる事実を観取して疑わぬ...
大隈重信 「永久平和の先決問題」
...客を慰和する趣きが著しく欠けている...
辰野隆 「パリの散策」
...しかしまたよく見ると「町」の字などはかなり著しくちがっていて...
寺田寅彦 「球根」
...従って乙の混雑と丙の空虚をますます著しくする事に帰着して行くのである...
寺田寅彦 「電車の混雑について」
...こういう対象の取扱い方は実に科学者がその科学的対象を取扱うのと著しく類似したものである...
寺田寅彦 「漫画と科学」
...つまり資本主義文化の啓蒙活動に於て著しく後れていた当時のドイツは...
戸坂潤 「啓蒙の現代的意味と役割とについて」
...今年に這入っても著しくその文化時局的意義を深めた...
戸坂潤 「一九三七年を送る日本」
...著しく心理学的なものからの制約を脱していない...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...一体の画風春信に比すれば著しく綿密となれり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...先生のそういう特色が折々著しく眼に留まった...
夏目漱石 「こころ」
...法定教区課税は著しく増加され...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...ある国の商業人口が耕作者の剰余生産物を著しく超過し...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...故に西洋の数学が伝わってからは幾何学的方面も著しく取り入れられ...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...寛政より文化文政となるに従い和算は著しく世に広まり...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...最近のものは著しく模様が悪くなり...
柳宗悦 「北支の民藝(放送講演)」
...男鹿のナマハギは近年もう著しく衰えたということである...
柳田国男 「雪国の春」
...著しく白髪(しらが)の殖えた無精髯(ぶしょうひげ)を蓬々(ぼうぼう)と生やした彼の相好(そうごう)を振り返りつつ...
夢野久作 「木魂」
...天武帝の影響を著しく受けている...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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