...最も著しい例は、三〇年後(一六四四年)にデカルト(Descartes 一五九六―一六五〇年)が次のような宣言をしていることである...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...著しい対照であった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...もう一つ著しいものは...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...形容詞と動詞において特に著しい類似のあるらしい事を感じた...
寺田寅彦 「比較言語学における統計的研究法の可能性について」
...われらの母なる地のごときものはその最も著しいものである...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...こういった文化的批評の把握に精進する傾向が著しいのは結構なことだ...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...この時に著しいのは...
内藤湖南 「支那史學史概要」
...何時よりも効験の著しいことだ――かかろう)牧は...
直木三十五 「南国太平記」
...更に著しい特徴は...
中谷宇吉郎 「イグアノドンの唄」
...そのとき我々は著しい誤りを犯さないことを認める...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...急に著しい進歩を見せ出した...
堀辰雄 「幼年時代」
...一見何人も気の付く著しい油の汚点がある」――筈である...
牧逸馬 「双面獣」
...一般死亡率に著しい影響を与え得ないのである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...著しい程度にこれら諸原因に帰せられている...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...しかし他人の事柄に著しい干渉をするのは一種の暴虐であり...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...殊に、町人芸術の勃興(ぼっこう)した徳川期の文化文政以後からその瓦解(がかい)時代にはいって刹那(せつな)的享楽気分が迎えられて、よけいに著しい...
吉川英治 「銀河まつり」
...もとより天平と弘仁の気分には著しい相違があるが...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...豊後の教会の著しい特徴になった...
和辻哲郎 「鎖国」
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