...また同じ隕石の二つの隣り合った破片を比べてみると組成や構造の著しい相違を示すことがある...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...文學上の他の部面の活動の後を引いて最近一二年の間に歌壇の中心を動かした著るしい現象であつたが...
石川啄木 「NAKIWARAI を讀む」
...――……貴著しみ/″\拝読しました...
種田山頭火 「松山日記」
...」カートン氏の態度はほとんど横柄と言ってもいいくらいに無頓著であった...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...この上記の点で著しく対蹠的(たいせきてき)のコントラストを形成するものは...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...単なる強度(インテンシテイ)の差でなくて著しい音色(チンパー)の差である...
寺田寅彦 「耳と目」
...新聞社によって社外の言論を原則的に禁止されるに至ったのである(『東朝』の場合が著しい例だ)...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...しかしてこれらの絵本はいづれも当時著名の狂歌師の吟咏(ぎんえい)を画賛となせり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...船が大きな音を立てて著しく揺れました...
中里介山 「大菩薩峠」
...とくに氷冠の融けかたが著しかった...
中谷宇吉郎 「白い月の世界」
...この点はジェリコにおけるベントレーの観測結果とは著しく異るのである...
中谷宇吉郎 「雪」
...その著書大小六十三巻...
穂積陳重 「法窓夜話」
...外国の競争により富と人口との増進がたちどころに停止した商業国の顕著な事例を示している...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...彼の自然哲学上の諸著作においてではなく...
三木清 「ゲーテに於ける自然と歴史」
...山陽の命を受けて其著述を校訂し...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...それそこにひどいズボンをはいて名著を書いていらっしゃるお方よ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...昭和二十三年三月著者一 人類の教師釈迦...
和辻哲郎 「孔子」
...著者は右のごとく現存『論語』を四つの群に解きほごしたあとで...
和辻哲郎 「孔子」
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