例文・使い方一覧でみる「著」の意味


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...この作の文学的な性質については...   この著作の文学的な性質についてはの読み方
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「リップ・ヴァン・ウィンクル」

...外套をて頭巾を目深に被つた中脊の男...   外套を著て頭巾を目深に被つた中脊の男の読み方
石川啄木 「葬列」

...その感じのもっとも顕に出ているのは...   その感じのもっとも顕著に出ているのはの読み方
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」

...茲にも亦た、附記して曰く、世の人慎んで、己が爪を収むるは、是その縁なりと、素盞嗚尊の宿を衆神に乞いて、拒まれし条にも亦た、附記して曰く、爾より後、笠蓑をて、他人の屋内に入るを諱むは、是その縁なりと...   茲にも亦た、附記して曰く、世の人慎んで、己が爪を収むるは、是その縁なりと、素盞嗚尊の宿を衆神に乞いて、拒まれし条にも亦た、附記して曰く、爾より後、笠蓑を著て、他人の屋内に入るを諱むは、是その縁なりとの読み方
高木敏雄 「比較神話学」

...その人のその論文を書くまでの道筋を逆にたどってそれまでのその人の述を順々に古いほうへと読んで行くと...   その人のその論文を書くまでの道筋を逆にたどってそれまでのその人の著述を順々に古いほうへと読んで行くとの読み方
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」

...実践理性が優位を占めるために必要であったからである(博士の『カントの目的論』という書は最も輝いた小品である)...   実践理性が優位を占めるために必要であったからであるの読み方
戸坂潤 「現代哲学講話」

...社会理論や歴史学が神学や道徳観から動機づけられて来たということもしい事実である...   社会理論や歴史学が神学や道徳観から動機づけられて来たということも著しい事実であるの読み方
戸坂潤 「思想としての文学」

...起きあがつて塵もはらはずに袖を顔にあててるおちやんのそばへよつて髪にも物にもいつぱいくつついてる犬じらみをひとつひとつとつてやつた...   起きあがつて塵もはらはずに袖を顔にあててるおちやんのそばへよつて髪にも著物にもいつぱいくつついてる犬じらみをひとつひとつとつてやつたの読み方
中勘助 「銀の匙」

...浮世絵はその錦絵(にしきえ)なると絵本なるとを論ぜず共にしき衰頽(すいたい)を示せり...   浮世絵はその錦絵なると絵本なるとを論ぜず共に著しき衰頽を示せりの読み方
永井荷風 「江戸芸術論」

...日本の理蕃政策は々(ちゃくちゃく)成功して...   日本の理蕃政策は著々成功しての読み方
中村地平 「霧の蕃社」

...彼はただ年齢(とし)の上において二人の相違のるしいのを疑ぐった...   彼はただ年齢の上において二人の相違の著るしいのを疑ぐったの読み方
夏目漱石 「彼岸過迄」

...船には北ドイツ連邦の国旗を掲げていたそうじゃありませんか? いっそ質屋の戸口にぶら下っている、れいの三つの金の玉印を、堂々おったてて行くんでしたね!」いずれは、食いつめた植民地インテリ同志の、会話だったんだろうが、「三国三教(ユダヤ教、ジェスイットおよびプロテスタント)、いずれもこの遺骸劫掠(ごうりゃく)遠征隊中に代表されたれば、真にインタナショナルなる事件というべし」などという前後に、さし挾まれている、ある者の、批評文なのだ...   船には北ドイツ連邦の国旗を掲げていたそうじゃありませんか? いっそ質屋の戸口にぶら下っている、れいの三つの金の玉印を、堂々おったてて行くんでしたね!」いずれは、食いつめた植民地インテリ同志の、会話だったんだろうが、「三国三教、いずれもこの遺骸劫掠遠征隊中に代表されたれば、真にインタナショナルなる事件というべし」などという前後に、さし挾まれている、ある著者の、批評文なのだの読み方
服部之総 「撥陵遠征隊」

...そのとき我々はしい誤りを犯さないことを認める...   そのとき我々は著しい誤りを犯さないことを認めるの読み方
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」

...この国の労働の年生産物をしく増加せしめるであろう...   この国の労働の年生産物を著しく増加せしめるであろうの読み方
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」

...兵学者中に数学上の述のあった者には山県大弐の『牙籌譜』などもある...   兵学者中に数学上の著述のあった者には山県大弐の『牙籌譜』などもあるの読み方
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」

...エピクロス派に属する哲学者の作については...   エピクロス派に属する哲学者の著作についてはの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...今夜また詩人の佐藤惣之介さんが此処にかれた...   今夜また詩人の佐藤惣之介さんが此処に著かれたの読み方
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」

...なかでも顕(けんちょ)なのは...   なかでも顕著なのはの読み方
吉川英治 「私本太平記」

「著」の読みかた

「著」の書き方・書き順

いろんなフォントで「著」

「著」の英語の意味

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