...植物の葉っぱが茎につながっている部分を葉柄という...
...葉柄が短いと、葉っぱが茎に密着しているように見える...
...葉柄が長いと、葉っぱが揺れやすい...
...この植物は葉柄が無いため、葉っぱが直接茎につながっている...
...葉柄が枯れると、葉っぱも枯れて落ちてしまう...
...葉柄の両側にわざと取つて附けたやうな葉翅...
薄田泣菫 「独楽園」
...よく見ると簑は主に紅葉(もみじ)の葉の切れはしや葉柄(ようへい)を綴(つづ)り集めたものらしかったが...
寺田寅彦 「小さな出来事」
...簑の上に隙間なく並んでいる葉柄の切片が...
寺田寅彦 「小さな出来事」
...生育(せいいく)の機能(きのう)が停止(ていし)されると共(とも)に粘着力(ねんちやくりよく)を失(うしな)ふべき筈(はず)の葉柄(えふへい)が確乎(しつかり)と保(たも)たれてある...
長塚節 「土」
...露に濡れた葉柄が白く見えた...
北條民雄 「青春の天刑病者達」
...葉は葉柄を具(そな)え角ばった歯縁ある円い形を呈し...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...冬に至るとその太き長き葉柄が殊のほか紅色を呈して美わしくなる...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...葉片と枝とは緑色であるからこれに反映しての葉柄美は特に目立ち...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...葉柄の前側には狭長な縦溝路があり...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...この葉柄はかく地下茎の節より出ずるものだが...
牧野富太郎 「植物記」
...この糸は恰も蜘蛛の糸の様であるが(第五図の右)これはその葉柄の組織の中に多き維管束中の螺旋紋導管の周壁をなしたる螺旋状をなせる糸であります...
牧野富太郎 「植物記」
...葉柄を折ればこの糸が引張り出され...
牧野富太郎 「植物記」
...その位置は葉柄の腋にあるのでなくて却ってその背の方にあって鱗片の腋より出て居る...
牧野富太郎 「植物記」
...花梗は葉柄とその形状大小が同じで...
牧野富太郎 「植物記」
...二枚の幼き葉があってその葉はその葉柄が内曲して居ます...
牧野富太郎 「植物記」
...葉には葉柄があって柄本には托葉がある...
牧野富太郎 「植物記」
...数尺の高さ数寸の径ある長葉柄を挺立さすとは...
牧野富太郎 「植物記」
...葉は互生(ごせい)して葉柄(ようへい)があり...
牧野富太郎 「植物知識」
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