...吉原がえりの落武者は...
泉鏡花 「薄紅梅」
...平家の落武者が八重山に来たということはまだ否定されない...
伊波普猷 「土塊石片録」
...かくして四人の幼年校落武者が落ち合った...
大杉栄 「獄中記」
...やってやれないことはござんすまい」落武者は十一人と数が知れても...
中里介山 「大菩薩峠」
...義朝(よしとも)一行が落武者となって...
中里介山 「大菩薩峠」
...平家(へいけ)の落武者(おちむしゃ)の墓があったといわれている一叢(ひとむら)の林があったので...
中谷宇吉郎 「由布院行」
...我々はもう一度落武者を狩り出して来よう」芳年は腰の抜けたまま...
野村胡堂 「芳年写生帖」
...落武者欽之丞「やい...
野村胡堂 「芳年写生帖」
...「彰義隊の落武者? そんな者に掛り合いは無いよ...
野村胡堂 「芳年写生帖」
...――落武者や戰死體の持物を剥いだ連中などは...
吉川英治 「折々の記」
...「曹操軍の落武者だ...
吉川英治 「三国志」
...落武者の姿もみじめに...
吉川英治 「三国志」
...方々(ほうぼう)の落武者(おちむしゃ)や浪人(ろうにん)で...
吉川英治 「神州天馬侠」
...道三方の落武者だった...
吉川英治 「新書太閤記」
...山崎から逃げ込んだ落武者や...
吉川英治 「新書太閤記」
...落武者のよく用いる非常療法に灸治(きゅうじ)がある...
吉川英治 「新書太閤記」
...二人の落武者が手を上げている...
吉川英治 「茶漬三略」
...その後サーベドラはフィリッピン諸島でマガリャンスやロアイサの遠征隊の落武者を拾い...
和辻哲郎 「鎖国」
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