...ここで油断をすると落伍する...
中里介山 「大菩薩峠」
...落伍するものが出来て来る...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...よく統制がとれて殆ど落伍するものなく移動を成就するのだそうである...
宮本百合子 「結集」
...販売競争に負けて落伍する...
三好十郎 「抵抗のよりどころ」
...上杉にぶち負けるだろうで」行軍からは落伍するし...
吉川英治 「大谷刑部」
...不斷に研かなければ、誰の血液でも、濁る、澱む、鈍る、落伍する...
吉川英治 「折々の記」
...日射病でばたばた落伍する...
吉川英治 「篝火の女」
...落伍する者はひとりもなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...落伍する者は捨て去り...
吉川英治 「新書太閤記」
...アウト8番にて気分すぐれず落伍する...
吉川英治 「年譜」
...深傷(ふかで)のため落伍する者もあったりして――勢多(せた)を越え渡った頃には...
吉川英治 「源頼朝」
...日本画は低級芸術として時代の進展から落伍する時機が来るであろう...
和辻哲郎 「院展日本画所感」
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