例文・使い方一覧でみる「落ち着きのない」の意味

...それにつけても今年は何という慌（あわただ）しい落ち着きのない春を送ったことか... それにつけても今年は何という慌しい落ち着きのない春を送ったことかの読み方
谷崎潤一郎「鍵」

...落ち着きのない走り書きのように見えるが... 落ち着きのない走り書きのように見えるがの読み方
谷崎潤一郎「卍（まんじ）」

...はげしい落ち着きのない好奇心が遅疑の念に打ち克って... はげしい落ち着きのない好奇心が遅疑の念に打ち克っての読み方
アントン・チェーホフ　Anton Chekhov 神西清訳「決闘」

...落ち着きのない動きがあった... 落ち着きのない動きがあったの読み方
ディッケンス　Dickens 森田草平訳「クリスマス・カロル」

...ささいなことを気にしてすぐ怒り――以前より落ち着きのない男だと知ってはいたが...
アーサー・コナン・ドイル　Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳「三枚の学生」

...ひとり落ち着きのないやつがいる... ひとり落ち着きのないやつがいるの読み方
アーサー・コナン・ドイル　Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳「三枚の学生」

...落ち着きのない日を送っていたが... 落ち着きのない日を送っていたがの読み方
徳田秋声「蒼白い月」

...彼はきわめて落ち着きのないうらやましがりやだった... 彼はきわめて落ち着きのないうらやましがりやだったの読み方
ドストエーフスキイ中山省三郎訳「カラマゾフの兄弟」

...落ち着きのない眼でそれをながめ... 落ち着きのない眼でそれをながめの読み方
ロマン・ローラン　Romain Rolland 豊島与志雄訳「ジャン・クリストフ」

...落ち着きのない煩（うるさ）い理屈っぽい愛情で彼をなやまし... 落ち着きのない煩い理屈っぽい愛情で彼をなやましの読み方
ロマン・ローラン　Romain Rolland 豊島与志雄訳「ジャン・クリストフ」

...ある小鳥のようなわざとらしい落ち着きのない態度と... ある小鳥のようなわざとらしい落ち着きのない態度との読み方
ロマン・ローラン　Romain Rolland 豊島与志雄訳「ジャン・クリストフ」

...落ち着きのない大きな身体をし... 落ち着きのない大きな身体をしの読み方
ロマン・ローラン　Romain Rolland 豊島与志雄訳「ジャン・クリストフ」

...クリストフは強力と落ち着きのない魂とをもっていた... クリストフは強力と落ち着きのない魂とをもっていたの読み方
ロマン・ローラン　Romain Rolland 豊島与志雄訳「ジャン・クリストフ」

...いらいらした、顔にしわのよった、弱々しい身体の、色の黄いろい、鉄面皮な、落ち着きのない、五十歳ばかりの背の低い男で、手足や身体には病身者らしいところがあり、目つきには非常な鋭さがあった...
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...落ち着きのない風情だ... 落ち着きのない風情だの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「諜報部秘話」

...落ち着きのない視線をわたしの肩越しに後ろへ投げている... 落ち着きのない視線をわたしの肩越しに後ろへ投げているの読み方
松本泰「謎の街」

...落ち着きのない大臣は... 落ち着きのない大臣はの読み方
紫式部與謝野晶子訳「源氏物語」

...そこには落ち着きのない若い女房たちが... そこには落ち着きのない若い女房たちがの読み方
紫式部與謝野晶子訳「源氏物語」

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