...頓阿(とんあ)が草菴集(さうあんしふ)にも越後の雪の哥なし...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...○橘菴漫筆(きつあんまんひつ)に(享和元年京の田仲宣作)「京師下河原に佐野屋嘉兵衛といふもの...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...おつくうさうに小菴ぐるみじりじりとそこらの泥の中を這ひまはり...
薄田泣菫 「独楽園」
...本願寺之門流小菴を楽しみありし坊主なりしを...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...あとは葛の葉の自然に這ふに任せてあるといつた詩人草菴...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...蟋蟀の告ぐる心を露台にて旅の女が過たず聞く昭和六年八月六甲山上の天海菴に泊した時の作...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...機縁熟して伊東に小菴を結び尚文亭と名づけ...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...松岡恕菴の『蘭品(らんぴん)』並に島田充房(しまだみつふさ)の『花彙(かい)』に先生の描かれた見事な図がある...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...これも宇田川榕菴が初めて彼れの著『植学啓原』にその訳字として使用したものであって「ハ球根諸草ノ之茎也...
牧野富太郎 「植物記」
...Pollen を花粉というのは伊藤圭介氏の創訳で宇田川榕菴氏もこれを使用しているが『植物学』では単に粉と書いてあるに過ぎない...
牧野富太郎 「植物記」
...『輟耕録』二四にかつて松江鍾山の浄行菴に至って...
南方熊楠 「十二支考」
...『円珠菴雑記』鹿の条...
南方熊楠 「十二支考」
...間加以陶節菴論説...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...小瀬復菴(おぜふくあん)に宛(あ)てた一通には...
柳田国男 「山の人生」
...夕菴(せきあん)や光秀が...
吉川英治 「新書太閤記」
...「名策である」夕菴は...
吉川英治 「新書太閤記」
...たとい草菴樹下であっても...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...彼が石頭草庵歌の欲レ識二菴中不死人一...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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