例文・使い方一覧でみる「菰」の意味


スポンサーリンク

...渚(なぎさ)には真(まこも)や葦(あし)が若々しき長き輪郭を池に作っている...   渚には真菰や葦が若々しき長き輪郭を池に作っているの読み方
伊藤左千夫 「春の潮」

...末広さんと組んで……」被(こもかぶ)りの上に名入りの提灯(ちょうちん)をいくつも張り出した馬肉屋(けとばしや)の店先では...   末広さんと組んで……」菰被りの上に名入りの提灯をいくつも張り出した馬肉屋の店先ではの読み方
高見順 「如何なる星の下に」

...この間引越のときに解(ほど)いた包(こもづつみ)の藁屑(わらくず)がまだ零(こぼ)れていた...   この間引越のときに解いた菰包の藁屑がまだ零れていたの読み方
夏目漱石 「それから」

...平次はの中から顔を挙げました...   平次は菰の中から顔を挙げましたの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...見世物ぢやねえ」ガラツ八に彌次馬を追はせて(こも)を引剥ぐと...   見世物ぢやねえ」ガラツ八に彌次馬を追はせて菰を引剥ぐとの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...(こも)でもかけてやるがいい」検屍(けんし)の済まないうちは...   菰でもかけてやるがいい」検屍の済まないうちはの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...(こも)の上で鉦(かね)を叩いてゐた乞食坊主の鑑哲は...   菰の上で鉦を叩いてゐた乞食坊主の鑑哲はの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...(こも)の上に固くなってまたをかぶっていた...   菰の上に固くなってまた菰をかぶっていたの読み方
本庄陸男 「石狩川」

...新非人だの、かぶり、宿なしだのといふのは世間師の方です...   新非人だの、菰かぶり、宿なしだのといふのは世間師の方ですの読み方
三田村鳶魚 「物貰ひの話」

...そんな事をすると今におになるよ...   そんな事をすると今にお菰になるよの読み方
三田村鳶魚 「物貰ひの話」

...越えて十六日「地蔵菩薩」は(こも)に包まれて私の手許(てもと)に届きました...   越えて十六日「地蔵菩薩」は菰に包まれて私の手許に届きましたの読み方
柳宗悦 「民藝四十年」

...或る夜その小屋の垂(たれごも)をかかげて...   或る夜その小屋の垂菰をかかげての読み方
柳田国男 「遠野物語」

...尺八を持った骸骨(がいこつ)みたいな僧(こもそう)だの...   尺八を持った骸骨みたいな菰僧だのの読み方
吉川英治 「親鸞」

...僧(こもそう)ていの男は...   菰僧ていの男はの読み方
吉川英治 「親鸞」

...お(こも)が火でも焚(た)いているのかと思いながら...   お菰が火でも焚いているのかと思いながらの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...あるけない」(こも)の十郎とお稚児(ちご)の小六の肩にすがって...   あるけない」菰の十郎とお稚児の小六の肩にすがっての読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...(こも)をかけた一箇の死体が地上にある...   菰をかけた一箇の死体が地上にあるの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...大きな鯛(たい)や酒(さかごも)が何処からか運ばれて来るし...   大きな鯛や酒菰が何処からか運ばれて来るしの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「菰」の読みかた

「菰」の書き方・書き順

いろんなフォントで「菰」

「菰」の英語の意味

「菰なんとか」といえば?   「なんとか菰」の一覧  


ランダム例文:
拇印   従者   気を取り直す  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

時事ニュース漢字 📺
自動運転   卒業証書   大丈夫  

スポンサーリンク

トップへ戻る