...殿樣が襤褸を着て御菰になつた趣があるとも云へよう...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...菰の生へたる洲が下根島(蒹葭洲)...
大町桂月 「白河の七日」
...水漬(みづ)く葉(は)の眞菰(まこも)のみだれ...
薄田淳介 「白羊宮」
...淡巴菰を喫(の)まして...
田中貢太郎 「涼亭」
...旅人乙 私は淡巴菰を一ぷくいただきます...
田中貢太郎 「涼亭」
...二ふく目の淡巴菰を詰め...
田中貢太郎 「涼亭」
...さまざまな箱や菰包みが...
豊島与志雄 「渡舟場」
...あり合う俵や菰(こも)を引っかぶって逃げ出し...
中里介山 「大菩薩峠」
...菰(こも)をかぶって橋の欄干(らんかん)の下から物哀れな声を出しました...
中里介山 「大菩薩峠」
...菰(こも)を被せてありました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...惨めな姿に菰(こも)を冠(かぶ)せて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...菰(こも)の上で鉦(かね)を叩いてゐた乞食坊主の鑑哲は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...菰の上へかけ碗をおいて...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...そのお菰(こも)であろうと気をゆるした...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...酒菰(さかごも)をかぶって蔵屋敷の用水桶のかげに...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...お菰は、そっと側へ坐って、「なんだ、お経文(きょうもん)を写しているんだな」と、呟(つぶや)く...
吉川英治 「宮本武蔵」
...何しろ、起きるなり、独りでにこにこして、丸っこい眼をしばたたき、はち切れそうな若い肉体をくるくる動かし、またたくまに、菰(こも)を着、笠を持ち、杖をかかえ、旅ぶろしきを首に巻いて、「どうも、お邪魔さん」と、お辞儀して、外へ飛び出して行った...
吉川英治 「宮本武蔵」
...川から堀らしい所へ入つて愈々眞菰の茂みの深くなつた頃...
若山牧水 「水郷めぐり」
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