...日本の仏教寺院における「菩提所」は、仏陀の悟りを得た場所を指します...
...菩提所に参拝することで、自己の成長や解脱を祈願することができます...
...「菩提所」という言葉は、一般的には「悟りを開く場所」という意味で使用されます...
...彼は自分にとっての菩提所を探し求め続けていると言っていた...
...この寺には、菩提所を示す石碑があります...
...菩提所の――巽は既に詣ではしたが――其処ではない...
泉鏡花 「浮舟」
...幸田家の菩提所である池上の本門寺とは...
心猿 「露伴忌」
...平尾賛平氏の谷中の菩提所(ぼだいしょ)の石碑の製作があります...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...祖國の復興を祈つてやまぬ私はつい先頃菩提所大林寺に擅徒惣代として一知人の弔辭を讀み...
土井晩翠 「「晩翠放談」自序」
...実は今日(こんにち)まで先祖の菩提所(ぼだいしょ)なる下総(しもうさ)の在所(ざいしょ)に隠れておりましたが是非にも先生にお目にかかり...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...築地の本願寺の境内(けいだい)とかにある菩提所(ぼだいしょ)に参詣(さんけい)した...
夏目漱石 「行人」
...けれども御弓の菩提所(ぼだいじ)を僕が知ろうはずがなかった...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...菩提所(ぼだいしょ)の参詣(さんけい)...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...鉄舟居士菩提所の由縁があつたからとは云へ...
正岡容 「根津遊草」
...この人々の中にはそれぞれの家の菩提所(ぼだいしょ)に葬られたのもあるが...
森鴎外 「阿部一族」
...長島の兩家は淺草山谷の光照院を菩提所にしてゐたのである...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...親戚が其名を生家の江間氏の菩提所に留(とゞ)めむがために...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...中川長昌(ちょうしょう)は祖父の実家の姓と同家の菩提所長昌寺より...
柳田国男 「故郷七十年」
...帰国するとすぐ菩提所(ぼだいしょ)の大竜寺へ展墓をし...
山本周五郎 「桑の木物語」
...東陽寺は原田家の菩提所(ぼだいしょ)であるが...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...万延寺の菩提所で...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...当泉岳禅寺はいう迄もなく浅野家代々の菩提所...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...小倉城下の田向山(たむけやま)の宮本家菩提所にあったものを...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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