...菜根譚より風来疎竹...
種田山頭火 「其中日記」
...漢文にては入蜀記、菜根譚、紅楼夢、西廂記、随園詩話等...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...電車の中で洋服の隠袋(かくし)から菜根譚(さいこんたん)を出して読む男であった...
夏目漱石 「門」
...固(もと)より菜根譚の何物なるかを知らなかった...
夏目漱石 「門」
...菜根譚(さいこんたん)を読む男はただどうです旨(うま)く行きましたかと尋ねた...
夏目漱石 「門」
...電車(でんしや)の中(なか)で洋服(やうふく)の隱袋(かくし)から菜根譚(さいこんたん)を出(だ)して讀(よ)む男(をとこ)であつた...
夏目漱石 「門」
...固(もと)より菜根譚(さいこんたん)の何物(なにもの)なるかを知(し)らなかつた...
夏目漱石 「門」
...菜根譚(さいこんたん)を讀(よ)む男(をとこ)はたゞ何(ど)うです旨(うま)く行(い)きましたかと尋(たづ)ねた...
夏目漱石 「門」
...僕のしばしば引用する『菜根譚(さいこんたん)』には...
新渡戸稲造 「自警録」
...僕のたびたび引用する『菜根譚(さいこんたん)』に...
新渡戸稲造 「自警録」
...やしきで菜根譚(さいこんたん)を読んでいる...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...菜根譚のうちに、読書随所浄土ということばがあるが、単に、書を開く手には浄土が降りてくる――ばかりでなく、自分の一生にまで影響する大きな機縁も知らぬまに生じていよう...
吉川英治 「随筆 新平家」
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