...しかれどもコレラも黴菌病(ばいきんびょう)なりしを知り...
芥川龍之介 「河童」
...名も知らない小さな菌(きのこ)が二かたまり生えているのが眼についた...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...明日あたり病菌の試驗をして見た上で決定します...
高濱虚子 「續俳諧師」
...拡張させた上で殺菌液を注入するのがブウジイ療法――なんとも...
高見順 「いやな感じ」
...必ず感冒の黴菌(ばいきん)がいると思わなければなりません...
谷崎潤一郎 「途上」
...前立腺肥大及び残尿のための細菌感染が見られ...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
......
鶴彬 「鶴彬全川柳」
...窒扶斯(チフス)菌の寿命北米シカゴ市ではミシガン湖から用水を取っているので市中の下水を湖水に流し込む訳に行かぬ...
寺田寅彦 「話の種」
...『黄帝雑子芝菌』十八巻などについて...
中谷宇吉郎 「古代東洋への郷愁」
...菌が神経に食い込んで炎症を起こすので...
北條民雄 「いのちの初夜」
...癩菌が恰も蛆虫かなんぞのやうに指で触れ得るもののやうに思はれ...
北條民雄 「間木老人」
...『ロンドン カラカラ しなびたスポンジ 絶対的水不足! ロンドン 病原菌汚染 地下管から水源からドバーッ!』こんな踊る見出しがチェイス記者の短髪頭の中でくるくる回っていた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「死の川」
...細菌がいることをこの目で確かめた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「死の土壌」
...それはその菌体の形貌に基づいたものである...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...同君は晩年には大いに菌類を研究して新種へ命名し...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...病原菌の浸入口はどこだか分からなかった...
森鴎外 「カズイスチカ」
...「検鏡の結果コレラ菌を認めず...
夢野久作 「無系統虎列剌」
...博士は私に昼から夜の一時まで細菌学の話をしてくれる...
横光利一 「欧洲紀行」
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