...菊水は、日本酒の銘柄名で、飲み会でよく注文される...
...松阪牛と一緒に菊水をいただくのが美味しい...
...お土産に菊水を買って帰るつもりだ...
...菊水は地元の酒造メーカーが作っている...
...あの居酒屋の菊水、絶品だよね...
...菊水(きくすい)とが一流の家であった...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...「おい! 菊水というのは何処だい?」「あなたあんなに言っても分らないの? 直ぐ其処を突き当って...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...じゃ直ぐお出で! ……畜生! 直ぐ来ないと承知しないぞッ!」と、私は一つ睨んで置いて、菊水に行った...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...此の外表紙に菊水の模樣のある『繪入太平記』も兄の説明でよく見せてもらつた...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...試みに思え、浅見絅斎(けいさい)が四尺の大刀を横(よこた)え、その刀身に「赤心報国」の四字を鐫(ほ)り、「予は足関東を踏まず、時ありて機を得(え)ば、義兵を挙げて王室を佐(たす)くべし」と慷慨(こうがい)し、「菊水の旗、天誅(てんちゅう)これ揚がり、桜井の書世綱(せいこう)以て光(ひか)る」と悲歌したる当時の心事(しんじ)を...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...例えば鯉(こい)だとか菊水などは前者で...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...兜(かぶと)にも腹巻にも菊水の金章が打ってあった...
山本周五郎 「新潮記」
...この菊水紋の旗を...
吉川英治 「私本太平記」
...菊水の旗をここに持ったのは...
吉川英治 「私本太平記」
...百七十日ぶりで降りてきた菊水の旗の前には...
吉川英治 「私本太平記」
...菊水の旗と見れば...
吉川英治 「私本太平記」
...正成の菊水旗(き)が後陣へ消え...
吉川英治 「私本太平記」
...彼方の菊水旗の一群が...
吉川英治 「私本太平記」
...菊水の旗は見えぬという...
吉川英治 「私本太平記」
...打ち振る菊水旗の幾すじかが林間の上に見える...
吉川英治 「私本太平記」
...菊水旗の御遺志は...
吉川英治 「私本太平記」
...「菊水帖」へ移るが...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...放課後はカフエ菊水とか江戸カフエとかノーエンとかで...
淀野隆三 「思ひ出づるまゝに」
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