...三上於莵吉が一日に幾枚かき飛ばすとか...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...禿(はげ)すぎてゐるが)愛(あい)する於莵吉(おときち)は十一も齡下(としした)で...
直木三十五 「長谷川時雨が卅歳若かつたら」
...この坊主を捉(つか)まえて木莵入木莵入と言い...
中里介山 「大菩薩峠」
...いやこれはどうも」木莵入(ずくにゅう)は頭の上へ手を置いてしまったが...
中里介山 「大菩薩峠」
...かの木莵入と金公とは...
中里介山 「大菩薩峠」
...二人とも打倒れてウンウンと唸っているのは金助と木莵入(ずくにゅう)であるらしい...
中里介山 「大菩薩峠」
...力を合せて木莵入と金公とを家の中へ担(かつ)ぎ込んで...
中里介山 「大菩薩峠」
...三上於莵吉(おときち)であり...
平林初之輔 「昭和四年の文壇の概観」
...二三ヶ月三上於莵吉の名前が...
平林初之輔 「昭和四年の文壇の概観」
...それより二百余年後(おく)れて渡天した唐の玄奘(げんじょう)の『西域記』にはマツラを秣莵羅とし...
南方熊楠 「十二支考」
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